勇者刑に処す どこよりも詳細な懲罰勇者9004隊メンバープロフィール

ライトノベル

 

 

この記事では『勇者刑に処す』懲罰勇者9004隊のメンバーを紹介していきます。

小説1巻から最新刊まで全て読んでいますので、詳細かつ最新の情報をお伝えします。

ネタバレ要素も含まれますので、ご注意ください。

 

 

懲罰勇者とは?

 

『勇者刑に処す』における懲罰勇者とは魔王現象と最前線で戦い、死ぬことをさえ許されない者達のことを指します。殺されようとも蘇生させられ、最前線で戦い続けます。

勇者刑は最も重大な刑罰であり、この罰に刑期はありません。

 

 

 

懲罰勇者9004隊メンバー

 

ここからは懲罰勇者9004隊のメンバーを紹介していきます。

本作で描かれている魔王討伐は第4次魔王討伐であり、『9004』の『4』は第4次を意味しています。

 

 

ザイロ・フォルバーツ

 

 

罪状 対神暴行致死等
特長・詳細 自らの身体に刻んだ聖印を駆使し主に跳躍力やスピードを前面に押し出し、爆破印を浸透させたナイフや剣を投擲し戦う。指揮官は別に存在するが懲罰勇者9004隊の実質的な指揮官であり、状況に合わせ瞬時に戦略を立案する事に長けている。人を適材適所に配置し活かすのが上手い。いつも怒っており取っつき辛い性格ではあるが人を見捨てることのできない優しさを持つ。女神に手を掛けたことは事実だが、それには理由があり、ほぼ冤罪で勇者刑に処されている。女神テオリッタと契約している騎士。

 

 

ベネティム・レオプール

 

 

罪状 詐欺・横領・聖権侵害・内乱予備
特長・詳細 稀代の詐欺師。数々の詐欺を働くが実際に勇者刑に処された理由は嘘をついたことが実際には真実だったから(人間側に魔王現象が入り込んでいるという記事)。戦闘力は皆無だが、その口から出る数々のでまかせで勇者部隊を裏から支える貴重な存在。バークル開拓公社を経営するバークル家の直系の息子であるが一族の恥として秘密裏に追放されている。

 

 

ドッタ・ルズラス

 

 

罪状 窃盗
特長・詳細 1000件以上の窃盗の罪があるコソ泥。意識せずとも何かを盗むような状態であり、普段は手枷をはめられている。自分より弱い者には優しく王城から第一王子が逃げ出せるよう手伝ったり、空腹で精神状態がおかしくなりそうなドラゴンに腕を食わせた過去がある。誰とも打ち解けようとしないジェイスから唯一尊敬されている人物。身軽でスピードがある為、物資調達、偵察などには欠かせない存在。片手で壁にぶら下がったり、反射神経も抜群なので様々な場面で意外な働きをする。そして、ドッタが助けた相手はドッタに大きな感謝の気持ちを抱いており、厳しい局面でその恩返し的な支援が得られることも多い。

 

 

ノルガユ・センリッジ

 

 

罪状 放火・殺人・王室侮辱・建造物損壊
特長・詳細 自身の事を連合王国の王だと思い込んでいる…がそれは半分は事実。聖印調律の天才で、ある意味では懲罰勇者部隊、連合王国の要。連合王国の長子であるロウツィルが本来は勇者になる予定だったがノルガユの天才的な能力を失ってはいけないという理由で人格はロウツィル、技術や知識はノルガユという人造勇者が誕生。つまり普段、王の振る舞いをしているのはロウツィルの人格が表面化しているということ。口だけでなく行動も伴っている為、一部の民からは絶大な信頼を得ている。

 

 

タツヤ・ニナガワ

 

 

罪状 なし
特長・詳細 記憶も殆ど無くし、精神も大きく摩耗している第1の女神が召喚した異世界の勇者。第1次魔王討伐から勇者として活動している最古参。歩兵としての能力は圧倒的で自らの身体を膨張させ、戦斧を握りしめスピードと力でフェアリーをなぎ倒す最強の勇者。特に魔王現象アーヴァンクとの戦いは圧巻。雷杖を使いこなすなど器用さも発揮する。懲罰勇者隊全員からの信頼が厚い。物語の大きな鍵を握っている人物。

 

 

ツァーヴ

 

 

罪状 殺人・死体損壊・死体遺棄
特長・詳細 暗殺教団に育てられた元暗殺者。人並外れた視力と狙撃の精度で活躍する狙撃手。暗殺者だが対象の事を知れば知るほど情が湧いてしまい殺せない自称・お人好し。空気が読めずおしゃべり。ザイロの事を嫌っているが自分が居なければどうしようもないと、どこかザイロの事を手の掛かる弟のように思っており幾度となくなく窮地を救っている。実際にザイロを助け命を落とし、死体も回収されなかった事で他人の死体を利用し蘇生させられ見た目も変貌し記憶を一部無くし左目の視力を失っている。懲罰勇者隊での貢献度は計り知れないほど高い。

 

 

ライノー

 

 

罪状 なし
特長・詳細 自ら志願して懲罰勇者隊に入った変わり者。計算が得意で砲撃の精度は抜群。全てにおいて胡散臭さを感じる人物だが本当の正体は魔王現象【パックプーカ】。同族(魔王現象やフェアリー)を殺すことに快楽を覚えており、仕事が終わると姿を消す癖がある。人間を理解しようと周囲をよく観察したり、ノートを取っている。人類を救いたいという気持ちは本心で人類を守る事に積極的。夢は魔王の王を殺すこと。北の地、始祖の門で【這い鮫】ライノー・モルチェトという冒険者と出会い、その男の身体を乗っ取り、英雄になりたいという彼の願望を叶える事をひとつの目的として懲罰勇者隊の一員として活動している。人間としても魔王現象としてもはみ出し者であり、懲罰勇者部隊はライノーにとっての楽園。

 

 

ジェイス・パーチラクト

 

 

罪状 麻薬製造、売買・反乱
特長・詳細 懲罰勇者隊、唯一の空の戦力。ドラゴンの操縦に長けており相棒ニーリィに跨り制空権を取るのが仕事。幼少の頃にドラゴンたちの住処に捨てられ、自分はドラゴンだと思って育ったが、ある日自分は人間であり翼も生えないし空も飛べないと分かり落胆する。【共律】の聖痕を持ち生き物の声を言葉として認識できる。ドラゴンに対する愛は強く、デルフ・ユゴーリン将軍が立てたドラゴン100体に聖印を刻み焦土印を持たせ魔王現象の拠点に突っ込ませるという作戦に怒り、反乱を起こし捕まった過去がある。その反乱には魔王現象に与するトヴィッツ・ヒューカーも副官として参加していた。ザイロに対して対抗心むき出しだが、自分と似ている唯一の人間だとも思っている。

 

 

パトーシェ・キヴィア

 

 

 

罪状 殺人
特長・詳細 元第十三聖騎士団団長。騎兵としは超一流で戦闘面ではザイロからの信頼は厚い。純粋な剣技でも懲罰勇者部隊の中ではトップクラス。叔父の大司祭と部下のラジートを殺した罪で牢に入れられたがザイロと同じく冤罪。いつも厳しい表情で硬い印象だが乙女な部分も持っており、ザイロが自身に対して好意を持っていると勘違いしたまま共に行動しているヤバイ女。英雄願望があり、自分が正しいと思っている事に真っすぐ突き進む。

 

 

 テオリッタ《女神》

 

 

13番目の女神である女神・テオリッタ。

当初は第十三聖騎士団で力をふるう予定だったが、テオリッタが入っている棺をドッタが盗み、ザイロと契約し懲罰勇者部隊と共に行動することに。

剣の女神で剣を召喚し戦うが、魔王現象が恐れているのは聖剣の存在。

女神の中では喜怒哀楽がハッキリしており分かりやすい性格。

実はテオリッタ以外にも剣の女神が存在する。

 

 

フレンシィー・マスティボルト【所属・夜鬼】

 

 

南方夜鬼の所属でザイロの元婚約者。(フレンシィー自身はまだ婚約は有効だと語っている)

ザイロの事が好きなのに罵倒する場面が多く、ザイロを昆虫や動物に例え貶める。

フレンシィーだけでなく南方夜鬼は表情に変化が見られないという特徴を持っている。

他にも褐色の肌に銀髪。曲刀を武器に接近戦で戦うという特徴がある。

ザイロに指揮を執ってもらいたいと考える者が多く、物語中盤からはフォルバーツ軍を結成。

懲罰勇者隊に協力する心強い仲間。

 

 

トリシール

 

 

トゥジン・トゥーガの戦いで魔王現象側の指揮官のひとりとして、人類側と戦っていた赤髪の女。

右手にはフェアリーの腕を移植し変幻自在に動く。

戦闘の最中に懲罰勇者隊の指揮官がドッタであると勘違いし強い対抗心を持つが戦いは人類側が優勢に…

しかし、兵站を切るため、物資の入った倉庫を放火していたドッタと遭遇。

トリシールはドッタを殺そうとするも部下であるレントビーが裏切りトリシールを撃つというカオスな状況。

ドッタは雷杖を手に取り、両方とも殺そうとしますがレントビーにのみ命中。

命を救われたと感じたトリシールは以降、ドッタの監視役、監督役のような立場で懲罰勇者隊に同行している。

ドッタが戦えるようにと異常なほどの執念を燃やしている。

 

 

懲罰勇者9004隊に選ばれた理由

 

記事冒頭に書いた通り、最も重大な刑罰である勇者刑。

今の懲罰勇者9004隊のメンバー以外でも、これに該当するような犯罪を犯した人間はいくらでもいるはず。

それでも、彼らが選ばれたのは意図的だからです。

懲罰勇者9004隊は魔王現象と最前線で戦う事を念頭に作られた部隊。

そして、第一の女神ヴァウジーラは勇者たちの記憶とそれを思い出すことに日々全力を注いでおり、記憶しておける数にも限りがあります。

即ち勇者になれる人数には限りがあるという事であり最後の枠はパトーシェで埋まりました。

魔王現象と最前線で対峙するわけですから実力が無いと無意味。

よって、少数精鋭で能力の高い者を勇者にする必要があります。

そこで、選ばれたのが現在の懲罰勇者9004隊のメンバー。

ただ、強いだけではなく各分野において特化した人選となっていることはお分かりでしょう。

この人選には第十二聖騎士団・団長カフゼン・ダクロームが大きく関わっています。

恐らく犯罪者の中から自身が使えると判断した者が勇者刑になるよう手回ししています。

特にドッタ、ベネティム、ツァーヴ、ジェイスは間違いないでしょう。この4名は自ら犯罪を犯していますからね。

ノルガユに関しては王室の長子ロウツィルの要望をカフゼンが受け入れ人造勇者になったという経緯がありますので確定。

ザイロはユトブ方面7110隊(共生派)に嵌められ、部隊壊滅、女神殺しとなりましたが、その状況をカフゼンが利用した可能性が高いでしょう。どうしたって戦闘能力が高く指揮能力も兼ね備えている人物を勇者部隊に入れたかったでしょうから。

ライノーは志願勇者なので保留。

最後にパトーシェに関してはカフゼン自身が「あなたに懲罰勇者が向いているとは思えない」と発言しているのでカフゼンの意志ではないでしょう。

つまり、他にも懲罰勇者の人選に絡んでいる人物がいるという事になります。

それは、カフゼンが仕えている連合王国・第一王子レナーヴォル・ゼフ=ゼイアル・メト・キーオである可能性が非常に高い。カフゼンはレナーヴォルを王にすることを目的に仕えています。

この第一王子が子供の頃、王城に閉じ込められ逃げ出そうとしたところをドッタが盗んだドラゴンを使って逃げるのを手伝ってあげようとした人物であり、ドッタにとっては勇者刑に処されるほどの犯罪を犯すキッカケにもなった人物。

ドッタには感謝しているようで、いつか会えるかな?的な事をカフゼンと話していました。

そして、第一王子の兄で歴史の闇に埋もれた存在であるロウツィル・ゼフ=ゼイアル・メト・キーオ。

この人物が人造勇者ノルガユの半身とも呼べる存在。

懲罰勇者の人選に第一王子レナーヴォルが関わっているというのは推測でしかありませんが、そうだと仮定した場合、なぜパトーシェに懲罰勇者になる道を与えたのかが気になるところです。

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