追放系アニメおすすめ17選【2026年最新版】

アニメ

 

「もうお前は必要ない」――そんな衝撃的な一言から始まるのが、追放系アニメの大きな魅力です。

勇者パーティーを追い出された主人公が、実は隠れた才能を持っていたり、新たな仲間や居場所を見つけたりしながら人生を逆転させていく展開は、思わず先が気になる面白さがあります。

近年は、王道の「追放→覚醒→ざまぁ」だけでなく、スローライフや領地経営、ダンジョン攻略、料理などを組み合わせた作品も増えています。

今回は、そんな追放系アニメの中から、追放理由や主人公の魅力、爽快感などにも注目して、いくつかの作品をご紹介していきます。

 

 

https://juggler-life.com/2027animation/

 

 

⑰・Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。

 

 

 

ジャンル ファンタジー
原作 右薙光介
放送時期 1期 2025年(全24話)・2期制作決定
制作 BN Pictures

 

あらすじ
赤魔道士のユークは、5年間所属していたAランクパーティ「サンダーパイク」を離脱する。パーティ内では「雑用係」などと過小評価され続けていたが、ついにその環境を捨てることを決意したのだ。新たなパーティを探していたユークは、かつて冒険者予備研修の教官を務めていた頃の教え子、マリナ、シルク、レインと再会。彼女たちが結成した駆け出しパーティ「クローバー」に加入することになる。「先生」と慕ってくれる3人と冒険を始めたユークは、自身の規格外ともいえる魔法力やスキルを発揮し、仲間たちの能力も引き出しながら次々とクエストを成功させていく。さらに、魔法道具「キャメラット君」による冒険配信によって「クローバー」は一躍注目を集める存在に。彼らが目指すのは、最難関迷宮「無色の闇」の踏破。さまざまな迷宮への挑戦を続けるなか、ユークたちはやがて世界を揺るがす大きな混沌へと巻き込まれていく――。
公式ホームページより引用:https://arank-party-ridatsu-official.com/

 

レビュー
『Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。』は、Aランクパーティを離脱したユークが、かつての教え子たちと新たなパーティを組み、迷宮攻略へ挑む追放系ファンタジーです。元教え子たちの能力を引き出しながら攻略を進める展開には爽快感があり、冒険配信を取り入れている点も本作ならではの面白さを感じました。ただ、実際に最後まで見て評価すると、個人的にはかなり好みが分かれる作品だと思います。特に気になったのがハーレム要素。女性キャラクターが次々とユークに好意的な態度を見せるため、迷宮攻略を楽しみたい身としては「またこの流れか」と感じる場面も多く、正直かなり気持ち悪さが残りました。実際に視聴者からも、女性キャラクターの多さやハーレム展開を指摘する声が見られます。ダンジョン攻略や主人公の実力には見るべき部分があるだけに、恋愛・ハーレム要素をもう少し抑えてくれれば、もっと純粋に冒険を楽しめたのではないかというのが率直な感想です。

 

声優
ユーク(峯田大夢)、マリナ(伊南羽桜)、シルク(川井田夏海)、レイン(稗田寧々)、ネネ(指出毬亜)、ジェミー(M・A・O)、ニーベルン(田中有紀)、サイモン(中島ヨシキ)、バリー(世界)、カミラ(南條愛乃)、ベンウッド(小山剛志)、ママル(金元寿子)、サーガ(日野聡)、ロゥゲ(井上和彦)、マニエラ(斉藤貴美子)、マストマ(武内駿輔)、ビンセント五世(阪口周平)、キャメラット君(田村真佑)

 

ラノベ

 

漫画

 

 

⑯・追放者食堂へようこそ!

 

 

 

ジャンル ファンタジー・料理
原作 君川優樹
放送時期 2025年(全12話)
制作 OLM Team Yoshioka

 

あらすじ
超一流冒険者パーティーを追放されたデニス。だが、落ち込んでいる暇はない──むしろこれはチャンス!?憧れだった“自分のお店を開く”という夢を叶え、看板娘のアトリエとともに、思わず「ウマッ!!」が飛び出す“至高の料理”をお届け!次々と巻き起こるトラブルは…まさかの“最強の料理スキル”で解決!?世間から弾きだされた冒険者が不思議と集う、人情食堂がついに開店!!人生ウマくいかなくても、飯はウマい!!
公式ホームページより引用:https://tsuihosha-shokudo.com/

 

レビュー
『追放者食堂へようこそ!』は、冒険者パーティーを追放された料理人デニスが、自分の店を開き、そこへ集まってくる“訳あり冒険者”たちと交流していく異世界グルメファンタジーです。一番の魅力は、やはり料理と人情を組み合わせた雰囲気の良さ。デニスが作る料理は見ているだけでお腹が空きますし、食事をきっかけにキャラクター同士の距離が縮まっていく展開には、ほっとさせられるものがあります。特にデニスとアトリエのやり取りは微笑ましく、食堂が少しずつ居場所になっていく感覚も好印象でした。一方で、個人的には途中から料理よりもバトル要素が目立ってくる点は少し残念。 「もっと料理や食堂での人間ドラマを見たかった」と感じる場面もありました。それでも、追放された主人公が誰かを見返すのではなく、自分の居場所を作っていく物語としては魅力十分。肩肘張らずに楽しめる、温かみのある作品です。

 

声優
デニス(武内駿輔)、アトリエ(橘茉莉花)、ヘンリエッタ(鈴代紗弓)、ビビア(伊瀬茉莉也)、バチェル(松田颯水)、ヴィゴー(鈴木崚汰)、ケイティ(安済知佳)、ジーン(甲斐田裕子)

 

 

 

 

⑮・最強タンクの迷宮攻略

 

 

ジャンル ファンタジー・バトル
原作 木嶋 隆太・如月命(マンガUP︕/スクウェア・エニックス)
放送時期 2024年冬(全12話)
制作 STUDIO POLON

 

あらすじ
歴代最高の外皮【9999】の数値を持つルードは、勇者パーティーの盾役として迷宮攻略に挑んでいた。それはどんな願いも叶えるとされる秘宝を見つけ、最愛の妹の病気を治すため――。しかしある日、ルードはパーティーを追放されてしまう。理由は〝使えないスキル〟とされたが……。思いがけぬ展開により、未知なるスキルが判明。それはとてつもなく強力なスキルだった!最高値の外皮9999とスキルを駆使した最強タンク・ルードの冒険譚!ここに開幕!
公式ホームページより引用:https://www.saikyo-tank.com/

 

レビュー
『最強タンクの迷宮攻略』は、攻撃力の高さではなく「守る力」に焦点を当てた異世界ファンタジーです。主人公・ルードは、どんな攻撃にも耐えられるほどの高い防御力を持つタンク。勇者パーティーを追放されたことをきっかけに故郷へ戻り、仲間たちとともに迷宮攻略へ挑むことに。本作の面白さは、普段は目立ちにくいタンクという役割を主人公に据えているところです。敵の攻撃を受け止め、仲間が力を発揮できる状況を作り出すルードの戦い方には、派手な攻撃とは異なる頼もしさがあります。さらに、本人も把握しきれていないほどの規格外な能力を持っているため、ピンチを迎えた場面で見せる底知れない強さも大きな見どころ。仲間との信頼関係や、迷宮に隠された謎なども物語を彩ります。王道の冒険ファンタジーをベースに、「守ること」を強さとして描いた作品を楽しみたい人におすすめです

 

声優
ルード(笠間淳)、ニン(本渡楓)、ルナ(市ノ瀬加那)、マニシア(小倉唯)、リリア(大橋彩香)、リリィ(優木かな)、マリウス(岡本信彦)、アモン(久野美咲)、グリード(森川智之)

 

ラノベ

 

 

 

 

⑭・勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる

 

 

ジャンル ファンタジー
原作 水月穹(Mノベルス)
放送時期 2025年(全12話)
制作 FelixFilm

 

あらすじ
白魔導師であるロイドはある日突然クビを言い渡され、勇者パーティーを追放されてしまう。途方に暮れていたロイドだったが、たまたま白魔導師を探していたSランク冒険者のパーティーと出会い、クエストに同行することになる。この時はまだ、勇者パーティーが崩壊し、ロイドが名声を得ていくことを知る者はいなかった━━。これは、自分を普通だと思い込んでいる、規格外の支援魔法の使い手が冒険者になり、無自覚に無双する物語。
公式ホームページより引用:https://tsuiho-shiromadoshi.com/

 

レビュー
『勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる』は、追放系ではおなじみの「実は主人公がものすごく有能だった」という設定を、白魔導師の支援能力に焦点を当てて描いた作品です。実力不足と判断されて勇者パーティーを追放されたロイドですが、本人が自分の力をほとんど理解していないところが、この作品ならではのポイント。Sランク冒険者たちとの出会いをきっかけに、規格外の能力が少しずつ明らかになっていきます。派手な俺TUEEEだけで押し切るというより、ロイドと仲間たちの掛け合いや冒険を通して、主人公の成長を楽しめる作りが印象的でした。特に「追放されたことで本来の実力を発揮できる環境に移る」という展開は、追放系が好きな人には素直に気持ちよく感じられるはず。王道設定をしっかり押さえた、気軽に楽しめる異世界ファンタジーです。ただし、ロイドの無自覚な部分があざとく感じてしまう人も多いかもしれません。

 

声優
ロイド(梶原岳人)、ユイ(日高里菜)、シリカ(白石晴香)、クロス(廣瀬大介)、ダッガス(梅原裕一郎)、マーリン(井上麻里奈)、クレア(M・A・O)、アレン(木村良平)、リナ(石川由依)、ミイヤ(真野美月)、ルル(七瀬彩夏)、シーナ(大木咲絵子)、ウィル(増田俊樹)、リョウエン(大森日雅)

 

 

 

 

 

⑬・勘違いの工房主

 

 

ジャンル ファンタジー
原作 時野洋輔
放送時期 2025年(全12話)
制作 EMTスクエアード

 

あらすじ
英雄パーティで雑用係として働く心優しい少年・クルトは、ある日突然「役立たずだから」とパーティを追い出されてしまった。さらに、戦闘に関するあらゆる適性が最低ランクだと判明。クルトは生計を立てるため、さまざまな仕事を手伝うことに。すると、行く先々で人間業とは思えぬ驚異の才能で大活躍!実はクルトは、戦闘以外のあらゆる分野の適性が最高のSSSランクだったのだ…!しかし肝心の本人はまったくそのことに気づいておらず、“よくある話”と勘違い。無自覚な行動で人を、町を、果ては国まで救ってしまうことに!?英雄パーティをクビになった少年が途方に暮れて旅をする。──これは、そんな“よくある(?)話”。
公式ホームページより引用:https://kanchigai-pr.com/

 

レビュー
『勘違いの工房主』は、「本人は自分の凄さに気づいていない」という勘違い系の面白さに加え、主人公クルトが冒険者パーティーを追放されたことから物語が大きく動き出す作品です。戦闘や冒険で目立った活躍ができないと判断され、パーティーを離れることになったクルトですが、実は彼には本人も把握していないほどの驚くべき才能が秘められています。追放した側とクルト本人の認識が、物語が進むにつれて大きく食い違っていくところ。クルトは「自分は役に立たなかった」と考えているのに、周囲から見ると彼の何気ない行動や能力が規格外という、このズレが絶妙です。いわゆる「追放した側が後悔する」展開を期待して見る人にも刺さりますが、単純なざまぁだけで終わらず、クルトが新たな居場所を見つけていく過程もしっかり楽しめます。本人だけが無自覚なまま評価が跳ね上がっていくため、シリアスな場面でもどこか微笑ましい雰囲気があり、気軽に楽しめる異世界ファンタジーに仕上がっています。追放系と勘違い系、どちらも好きな人におすすめしたい作品です。

 

声優
クルト・ロックハート(小松未可子)、ユーリシア(瀬戸麻沙美)、リーゼロッテ(田中美海)、シーナ(竹達彩奈)、マーレフィス(大久保瑠美)、ミミコ(高橋李依)、オフィリア(田村ゆかり)、グリム(逢坂良太)、ガイアス(小野大輔)

 

ラノベ

 

漫画

 

 

 

⑫・真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 

 

ジャンル ファンタジー・バトル・アクション
原作 ざっぽん(KADOKAWA/角川スニーカー文庫)
放送時期 1期2021年秋(全13話)・2期2024年冬(全12話)
制作 1期ウルフズベイン×スタジオフラッド・2期スタジオフラッド

 

あらすじ
「君は真の仲間ではない──」最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦力外を言い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう。
「──はぁ、あんときは辛かったなぁ」レッドが抜けた事で賢者達が大パニックになってるとは露知らず、当の本人は辺境の地で薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが・・・・・・「私もこのお店で働いていいかな? 住み込みで!」突如かつての仲間であるお姫様が自宅まで訪ねてきて!?”のんびり楽しい薬屋経営”、”お転婆姫とのイチャイチャ生活”、報われなかった英雄による素晴らしき第2の人生がはじまる!
公式ホームページより引用:https://shinnonakama.com/

 

レビュー
『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』は、激しい戦いや魔王討伐を軸にした異世界ファンタジーとは少し趣が異なり、「戦いから離れた後の人生」に焦点を当てた作品です。勇者パーティーを離れることになったギデオンは、名前をレッドと変え、辺境の地で薬屋を営みながら穏やかな暮らしを始めます。本作の魅力は、強敵との戦闘よりも、料理をしたり店を切り盛りしたり、身近な人たちと他愛のない時間を過ごしたりする日常を丁寧に描いているところ。レッドとリットの距離が少しずつ縮まっていく様子も微笑ましく、派手さとは違う心地よさがあります。一方で、主人公がかつて勇者パーティーを支えていた人物だからこそ、ふとした場面で見せる実力や過去が物語に程よい緊張感を与えてくれます。戦闘中心の異世界アニメに少し疲れた人にもおすすめしたい、穏やかな時間と温かな人間関係を楽しめるスローライフ作品です。

 

声優
レッド(鈴木崚汰)、リット(高尾奏音)、ルーティ(大空直美)、ヤランドララ(雨宮天)、アレス(八代拓)、テオドラ(内田彩)、ダナン(三宅健太)、ティセ(釘宮理恵)、アルベール(天﨑滉平)、ゴンズ(山中真尋)、タンタ(芹澤優)、ナオ(徳井青空)、ミド(三品建)、メグリア(東山奈央)、ディル(利根健太朗)、ニューマン(魚建)、ストームサンダー(上田燿司)、ヴァン(花守ゆみり)、ラベンダ(加隈亜衣)、リュブ枢機卿(三上哲)、エスタ(内田彩)

 

 

 

 

⑪・勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

 

 

ジャンル ファンタジー・アクション・バトル
原作 深山鈴・茂村モト(マンガUP!/スクウェア・エニックス)
放送時期 2022年秋(全13話)
制作 EMTスクエアード

 

あらすじ
「――レイン。君はクビだ」勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。
ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった!レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。「私を、使役してみる?」最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。
公式ホームページより引用:https://beasttamer.jp/

 

レビュー
『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』は、追放から始まる異世界ファンタジーでありながら、「自分の居場所を見つける喜び」を温かく描いた作品です。主人公・レインは、勇者パーティーから役に立たないと判断され、仲間のもとを離れることになります。しかし、旅の途中で出会ったのは、圧倒的な力を秘めた「最強種」の少女・カナデ。ここから、レインの人生は少しずつ変わっていきます。本作の魅力は、レイン自身の能力だけでなく、仲間との絆を通して主人公の価値が見えてくるところ。ビーストテイマーとして培ってきた知識や経験が思わぬ形で活かされ、次々と個性的な仲間が加わっていく展開には、王道ファンタジーらしい爽快感があります。また、カナデたちとの賑やかな掛け合いは微笑ましく、シリアスな場面との緩急も心地よい仕上がり。強さだけを競う物語ではなく、誰かに必要とされることの嬉しさや、仲間と支え合う温かさを感じられる作品です。

 

声優
レイン(千葉翔也)、カナデ(和氣あず未)、タニア(大久保瑠美)、ソラ(田中美海)、ルナ(指出毬亜)、ニーナ(高野麻里佳)、ステラ(高橋李依)、アリオス(島崎信長)、アッガス(濱野大輝)、リーン(種﨑敦美)、ミナ(古賀葵)

 

 

漫画

 

 

⑩・パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき

 

 

ジャンル 異世界ファンタジー
原作 影茸(Mノベルス)
放送時期 2024年(全12話)
制作 スタジオエル

 

あらすじ
かつて世界は〝邪竜〟と呼ばれる邪悪な存在によって滅ぼうとしていた。しかし、1人の勇者によって邪竜は倒され、世界は救われた。それから200年あまりの時が過ぎようとしていた――。世に数多ある迷宮都市の1つ、マータット。そこに〝無能〟と呼ばれる男がいた。名はラウスト。職業、治癒師。ラウストはその無能さゆえに他の冒険者たちから蔑まれ、利用され、捨てられる。そんな日々をくり返していた。ある日、ラウストの前に1人の少女があらわれた。名はナルセーナ。職業、武闘家。ナルセーナはとあるパーティーから追放されたばかりのラウストに言った。「お兄さん、私とパーティーを組みませんか?」今、ラウストとナルセーナ、2人の冒険がはじまる――。
公式ホームページより引用:https://sonochiyushi.com/

 

レビュー
『パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき』は、タイトルから想像する「追放された主人公が圧倒的な力で見返すだけの作品」とは少し違った味わいがあるアニメです。無能扱いされ、パーティーを追放された治癒師ラウストですが、本人は自分の実力を過小評価しており、その不器用さが物語に独特の面白さを生んでいます。ナルセーナとの出会いをきっかけに、これまでとは違う仲間との関係が築かれていく展開も見どころ。実際に見てみると、戦闘シーンだけでなく、ラウストとナルセーナの掛け合いが作品の雰囲気を明るくしているのが印象的でした。シリアスな場面がありながらも重くなりすぎず、テンポよく物語が進むため、追放系や「実は有能」系が好きなら気軽に楽しめる作品です。特に、地味に見える治癒師の能力をどう活かすのかという部分には、王道とは違った面白さがあります。

 

声優
ラウスト(小野賢章)、ナルセーナ(前田佳織里)、アーミア(立花日菜)、ライラ(朝井彩加)、ジーク(梅原裕一郎)、マルグルス(土岐隼一)、サーベリア(橋本鞠衣)、アマースト(引坂理絵)、ハンザム(宮田俊哉)、ラルマ(田村ゆかり)、ロナウド(三木眞一郎)、ミスト(岩崎ひろし)

 

ラノベ

 

 

 

⑨・一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる

 

 

 

ジャンル ファンタジー
原作 菱川さかく(GAノベル)
放送時期 1期 2025年(全12話)・2期制作決定
制作 マカリア

 

あらすじ
新ダークヒーローラー誕生!闇医者ならぬ闇ヒーラーは怪我を治し、人を癒し、世も正す…?「お前最近何もしていないよな、ぶっちゃけもういらないんだ」冒険者パーティから役立たずと言われ、一枚の金貨を手切れ金に追放された治癒師の青年ゼノス。貧民の生まれで、自己流の治癒魔法を使うゼノスは治癒師のライセンスも持たない。行く先をなくしたゼノスが路地を歩いていると、腹を刺された瀕死のエルフの少女リリと出会う。「大丈夫だ、この程度なら助かる」「……あれ、痛くないし傷もない。なんで元通りになってるの!?」貧民街の外れにある廃墟街にひっそりと開業した治療院を舞台に、無免許天才治癒師による無自覚最強ファンタジーが始まる―。
公式ホームページより引用:https://sh-anime.shochiku.co.jp/yamihealer/

 

レビュー
『一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる』は、タイトル通り「役立たず」と判断されてパーティーを追放された治癒師ゼノスが、表舞台から離れて闇ヒーラーとして新たな人生を歩む物語です。追放系としての爽快感だけでなく、ゼノスの飄々とした性格が作品全体を軽快にしているのが印象的でした。特に、治療院を訪れるさまざまな患者を相手にしながら、いつの間にか周囲から頼られる存在になっていく流れが面白く、単純な「追放→無双」だけでは終わらない魅力があります。一方で、バトルの迫力よりもキャラクター同士の掛け合いや治療を通じた人間ドラマを楽しむタイプの作品。テンポも比較的よく、気軽に見進められるのも好印象です。戦闘の演出に関しては物足りなさを感じました。

 

声優
ゼノス(坂田将吾)、リリ(花井美春)、カーミラ(日笠陽子)、ゾフィア(永瀬アンナ)、リンガ(陽高真白)、レーヴェ(菊池紗矢香)、クリシュナ(中島由貴)、ゾンデ(八代拓)、アストン(水中雅章)、ウミン(遠野ひかる)、ベッカー(子安武人)、クレソン(伊藤節生)、ゴルドラン(稲田徹)、師匠(中村悠一)、案内人(内山昂輝)

 

 

 

 

⑧・ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

 

 

ジャンル 異世界召喚・バトル・ファンタジー
原作 篠崎芳(オーバーラップ文庫)
放送時期 2024年夏
制作 Seven Arcs

 

あらすじ
学校では空気な高校生、三森灯河はクラスメイトとともに勇者として異世界に召喚された。 女神ヴィシスによってクラスメイトたちが次々にS級、A級と能力を見出される中、灯河は最低ランクであるE級と宣言され『廃棄』対象となってしまう。 生存率ゼロの遺跡に廃棄された灯河はハズレ枠と貶された【状態異常スキル】を駆使して遺跡脱出を試みる。 その日から、女神ヴィシスへの復讐の炎を宿した青年は人畜無害な人間をやめ、心の奥底に隠していた本性を明かしていく…… 「はじめようか、生存競争を」
公式ホームページより引用:https://hazurewaku-anime.com/

 

レビュー
『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』は、「役に立たない」と見なされた能力を武器に、主人公が過酷な世界を生き抜いていく異世界ファンタジーです。主人公・三森灯河は、クラスメイトたちとともに異世界へ召喚されますが、与えられたスキルは「状態異常」。その能力を理由に戦力外と判断され、危険な場所へ追いやられてしまいます。本作の面白さは、一般的な異世界作品とは少し違う「ハズレ能力」の活かし方にあります。真正面から敵を圧倒するのではなく、相手の弱点を見極め、限られた能力を工夫して戦う姿には独特の緊張感があります。また、理不尽な扱いを受けた主人公が、強さだけでなく冷静な判断力や覚悟を身につけていく過程も見どころ。シリアスでダークな雰囲気をまといながら、逆境を跳ね返していく爽快感もしっかり味わえます。王道の「最強主人公」とは少し違う、復讐心と知略が絡む異世界作品を楽しみたい人におすすめです。

 

声優
三森灯河(鈴木崚汰)、セラス・アシュレイン(宮下早紀)、ピギ丸(津久井彩文)、ヴィシス(小清水亜美)、イヴ・スピード(上田瞳)、リズベット(和多田美咲)、ニャンタン・キキーパット(汐入あすか)、十河綾香(奈波果林)、桐原拓斗(水中雅章)、小山田翔吾(KENN)、鹿島小鳩(長縄まりあ)、戦場浅葱(平山笑美)、安智弘(山下大輝)、高雄聖(早見沙織)、高雄樹(前田佳織里)、シビト・ガートランド(諏訪部順一)

 

 

漫画

 

 

⑦・Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ

 

 

ジャンル  異世界召喚・スローライフ
原作  鬼ノ城ミヤ(オーバーラップノベルス)
放送時期  1期2024年(全12話)・2期制作決定
制作  J.C.STAFF

 

あらすじ
商人として日々働いていたバナザは、突然クライロード魔法国という見たことも聞いたこともない異世界に「勇者候補」として召喚される。だが、Lv1の能力が一般市民並みだったことで勇者失格の烙印を押され、さらには国の手違いで元の世界に戻れなくなってしまう……。王都から辺境へ追放されたバナザが、なんとか生き延びるべく森で襲い掛かってきたスライムを撃退、Lvを2に上げると彼のステータスは見慣れない「∞」の記号に変わっていて─!?これは、名前と姿を変えて異世界で生きることを選んだ「超越者」と、敵対する人種族に恋した「魔族」との波乱万丈な新婚ストーリー。あらゆる種族を巻き込んで─目指せ、平和なスローライフ!
公式ホームページより引用:https://lv2-cheat.com/

 

レビュー
『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』は、タイトル通りの規格外な強さと、ゆったりとした異世界生活を同時に楽しめる作品です。主人公・バナザは勇者候補として異世界へ召喚されるものの、能力値は平凡。ところが、レベル2になった瞬間に秘められていた力が大きく開花し、状況は一変します。そこから始まるのは、強さを誇示する冒険というよりも、自分らしい暮らしを求める穏やかな日々です。本作の魅力は、圧倒的な力を持ちながら、それを振りかざして突き進むのではなく、平穏な生活を大切にする主人公の姿にあります。フェンリースをはじめとする個性豊かなキャラクターとの温かな交流も心地よく、戦闘だけでは味わえない「一緒に暮らす楽しさ」がしっかり描かれています。もちろん、チート級の能力を活かした爽快な場面もあり、スローライフ一辺倒ではないのもポイント。肩の力を抜いて楽しめる異世界アニメを探している人におすすめしたい作品です。日野聡と釘宮理恵さんのコンビは安定感抜群で平成に戻ったような感覚を味わいました。フェンリースのOP曲も可愛かったですね。

 

声優
フリオ(日野聡)、フェンリース(釘宮理恵)、バリロッサ(山根綺)、ブロッサム(日野まり)、ビレリー(広瀬ゆうき)、ベラノ(稗田寧々)、金髪勇者(村田太志)、ツーヤ(高橋美佳子)、第一王女(川澄綾子)、サベア(井口裕香)、ヒヤ(堀江由衣)、ゴウル(前野智昭)、ウリミナス(田村ゆかり)、ダマリナッセ(伊藤静)、ユイガード(楠大典)、フフン(新井里美)

 

ラノベ

 

漫画

 

 

⑥・解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ

 

 

ジャンル ファンタジー
原作 原作:岡沢六十四・漫画:るれくちぇ(講談社/Kラノベブックス)
放送時期 2023年冬(全12話)
制作 エンカレッジフィルムズ

 

あらすじ
「解雇ですか……?」魔族で魔法が使えない無能といわれ、突然の解雇宣告を告げられた魔王軍の暗⿊兵⼠・ダリエル(30代)。故郷を追放され、偶然、森で助けた村娘・マリーカとの出会いにより、⼈間族のラクス村に流れ着く。魔族ではパスできないはずの冒険者登録に受かってしまい、⼿のひらには⼈間族にしか使えないはずのオーラが宿る!?駆け出し冒険者ダリエルとして、のんびりできないドタバタなセカンドライフがいま始まる。
公式ホームページより引用:https://ankokuheishi-anime.com/

 

レビュー
『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』は、華々しい英雄譚とは少し距離を置き、人生の再スタートを温かく描いた異世界ファンタジーです。魔王軍で働いていたダリエルは、ある日突然職を失い、人間族の暮らす村へ流れ着くことに。そこで新たな居場所を見つけながら、これまでとは違う穏やかな日々を築いていきます。本作の魅力は、主人公が若さや勢いだけで突き進むタイプではなく、30代ならではの経験や落ち着きを持っているところ。戦闘だけを前面に押し出すのではなく、村での暮らしや人々との交流を丁寧に描いているため、どこか肩の力を抜いて楽しめます。一方で、ダリエルの秘めた実力が物語に爽快感を加えており、スローライフと無双要素のバランスも絶妙。仕事や環境に疲れた主人公が、新しい場所で自分らしい人生を取り戻していく姿に、じんわりとした心地よさを感じられる作品です。

 

声優
ダリエル(杉田智和)、マリーカ(藤田茜)、バシュバーザ(阿部敦)、ガシタ(柿原徹也)、ゼビアンテス(大久保瑠美)、レーディ(鬼頭明里)、ドロイエ(中原麻衣)、ベゼリア(鶴岡聡)、リゼート(立花慎之介)、エンビル(浜田賢二)、エリーカ(渡部恵子)、スミス(岩崎ひろし)、グランバーザ(てらそままさき)、アランツィル(井上和彦)、サトメ(工藤夕希)、セッシャ(手塚ヒロミチ)、フィットビタン(大泊貴揮)

 

ラノベ

 

漫画

 

 

⑤・ありふれた職業で世界最強

 

 

ジャンル 異世界召喚・バトル・アクション
原作 白米良(オーバーラップ文庫)
放送時期 1期2019年(全13話)・2期2022年(全12話)・3期2024年(全17話)
制作 1期asread.×WHITE FOX・2期asread.×studio MOTHER・3期asread.

 

あらすじ
“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強”異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強”を超える。
公式ホームページより引用:https://arifureta.com/

 

レビュー
『ありふれた職業で世界最強』は、異世界召喚と「最弱からの逆転」を組み合わせた、爽快感のあるファンタジー作品です。主人公・南雲ハジメは、クラスメイトたちとともに異世界へ召喚されますが、与えられた職業は戦闘向きとはいえない「錬成師」。周囲からも力不足と見なされる中、ある出来事をきっかけに、ハジメの運命は大きく変わっていきます。本作の面白さは、圧倒的な強さを手に入れて終わりではなく、過酷な環境を生き抜くために主人公自身が変わっていくところにあります。武器や道具を生み出す錬成の力を独自の発想で活用し、常識にとらわれない戦い方を見せる姿は爽快そのもの。さらに、個性的なヒロインたちとの関係や、旅を通じて広がっていく世界観も見どころです。シリアスな展開の中にコミカルな掛け合いもあり、「弱い立場から一気に駆け上がる物語」が好きな人なら楽しみやすい一作です。しかし、ハーレム要素は好みが分かれるでしょう。

 

声優
南雲ハジメ(深町寿成)、ユエ(桑原由気)、シア・ハウリア(髙橋ミナミ)、ティオ・クラルス(日笠陽子)、白崎香織(大西沙織)、八重樫雫(花守ゆみり)、ミュウ(小倉唯)、畑山愛子(加隈亜衣)、リリアーナ・S・B・ハイリヒ(芝崎典子)、ノイント(佐藤利奈)、フリード・バグアー(小西克幸)、ミハイル(石井真)

 

ラノベ

 

漫画

 

④・ブチ切れ令嬢は報復を誓いました

 

 

 

ジャンル  ファンタジー・復習
原作  はぐれメタボ(HJノベルス)
放送時期  2026年(全12話)
制作  スタジオコメット

 

あらすじ
建国記念パーティーの夜、公爵令嬢エリザベートは、ほかの令嬢に心を移した王太子から突然の婚約破棄を突きつけられ、そのまま牢へ幽閉されてしまう。すべてを捧げてきた祖国に裏切られたエリザベートは、強力な神器【七つの魔導書グリモア・セブンス】を手に亡命を決意!隣国の子爵ルーカスの手を借りて、新生活と商会経営を始める。祖国への凄烈な復讐心を胸に秘めながら――“婚約破棄”ד投獄”された美しき天才令嬢が、最強の魔導書を手に“人脈・経済・武力”を操って裏切者たちに報復する、爽快・大逆転の復讐ファンタジー、ここに開幕!
公式ホームページより引用:https://buchigire-anime.com/

 

レビュー
『ブチ切れ令嬢は報復を誓いました』は主人公自ら祖国を捨てる決心をしているので追放系と呼ぶのには躊躇いもありますが、そう決心させたのは婚約破棄と幽閉なので、ここで紹介させていただきます。主人公・エリザベートは祖国に裏切られ、自ら亡命。そこから祖国に対する復習を誓います。本作の魅力は何といっても主人公エリザベートの容赦のなさ。理不尽な仕打ちを受けても泣き寝入りするようなタイプではなく、「やられたらやり返す」を徹底して貫く姿勢が気持ちいい作品です。相手の立場や権力にひるむことなく、必要とあれば情け容赦なく追い詰めていくため、「そこまでやるか!」と思わされる場面も。中途半端に許したり、相手の改心を待ったりしないエリザベートだからこそ、積み重なった鬱憤が一気に晴れるような爽快感があります。追放系作品でもざまぁ展開になるものは多いですが、比較にならないほど爽快感が味わえます。とどめををさせない主人公や「許してあげて」などと甘さをみせる仲間にイライラしてる人にこそ刺さる作品です。

 

声優
エリザベート・レイストン/エリー・レイス(大西沙織)、ミレイ・カタリア(長谷川育美)、ルノア・カールトン(小倉唯)、ミーシャ・テイル(上原あゆみ)、ティーダ(芹澤優)、エルザ・アーチフィールド(石上静香)、ルーカス・レブリック(阿座上洋平)、フリード・ハルドリア(水中雅章)、シルビア・ロックイート(高野麻里佳)、ロゼリア・ファドガル(瀬戸麻沙美)、ロベルト・アーティ(赤羽根健治)

 

ラノベ

 

漫画

 

 

③・盾の勇者の成り上がり

 

 

ジャンル 異世界召喚・バトル
原作 アネコユサギ(MFブックス/KADOKAWA)
放送時期 1期2019年冬・春(全25話)・2期2022年春(13話)・3期2023年秋(全12話)・4期(全12話)・5期2027年放送予定
制作 1期キネマシトラス・2期キネマシトラス・DRMOVIE・3期キネマシトラス・4期Kinema citrus

 

あらすじ
ごく平凡なオタク大学生・岩谷尚文は、図書館で出会った1冊の本に導かれ異世界へと召喚されてしまう。
与えられた使命は、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者の一人「盾の勇者」として、世界に混沌をもたらす災い「波」を振り払うこと。大冒険に胸を膨らませ、仲間とともに旅立った尚文。ところが、出発から数日目にして裏切りに遭い、金も立場もすべて失ってしまう。他人を信じられなくなった尚文は奴隷の少女・ラフタリアを使役し、波に、世界に、立ち向かおうとするが―。果たして、この絶望的状況を打破することはできるのか?すべてを失った男の成り上がりファンタジー、開幕。
公式ホームページより引用:http://shieldhero-anime.jp/1st/

 

レビュー
『盾の勇者の成り上がり』は、異世界召喚という王道の設定に、逆境からの再起という力強いテーマを重ねたファンタジー作品です。主人公・岩谷尚文は、異世界を救う四聖勇者の一人として召喚されますが、攻撃手段を持たない「盾の勇者」であることから、他の勇者とは異なる道を歩むことになります。さらに、思いもよらない出来事によって周囲からの信頼を失い、孤立した状態から物語が動き始めます。本作の魅力は、恵まれた環境から始まる物語ではなく、何も持たないところから一歩ずつ前へ進んでいく主人公の姿にあります。限られた能力を知恵と工夫で活かす戦闘には独特の爽快感があり、戦いを重ねるごとに成長していく過程にも引き込まれます。また、旅の中で築かれていく仲間との絆も作品を彩る重要な要素。苦境に立たされた主人公が、自らの力で運命を切り開いていく姿をじっくり楽しめる作品です。ただし、序盤の理不尽な展開や、主人公を陥れる王・マインの言動にはかなりストレスを感じます。三勇者の身勝手さや尚文の攻撃的な態度、奴隷設定なども好みが分かれるポイントです。

 

声優
岩谷尚文(石川界人)、ラフタリア(瀬戸麻沙美)、フィーロ(日高里菜)、天木錬(松岡禎丞)、北村元康(高橋信)、川澄樹(山谷祥生)、メルティ(内田真礼)、リーシア(原奈津子)、ミレリア(井上喜久子)、オスト(花澤香菜)、エクレール(青木瑠璃子)、マイン(ブリドカットセーラ恵美)、オルトクレイ(仲野裕)、ナディア(小清水亜美)、フォウル(天﨑滉平)、アトラ(小原好美)、セイン(長縄まりあ)

 

ラノベ

 

漫画

 

 

②・月が導く異世界道中

 

 

ジャンル 異世界召喚・バトル・アクション
原作 あずみ圭(アルファポリス)
放送時期 1期2021年(全12話)・2期2024年(全25話)・3期制作決定
制作 1期・C2C・2期・J.C.STAFF

 

あらすじ
平凡な高校生だった深澄 真は、とある事情により“勇者”として異世界へ召喚された。しかしその世界の女神に「顔が不細工」と罵られ、“勇者”の称号を即剥奪、最果ての荒野に飛ばされてしまう。荒野を彷徨う真が出会うのは、竜に蜘蛛、オークやドワーフ…様々な人ならざる種族。元の世界との環境の違いから、魔術や戦闘においては常識外な力を発揮する真は、様々な出会いを経て、この世界でどう生き抜くのか……神と人族から見捨てられた男の異世界世直しファンタジー開幕!
公式ホームページより引用:https://tsukimichi.com/1st/

 

レビュー
『月が導く異世界道中』は、異世界転生ものの王道を押さえながらも、「勇者」として華々しく活躍する物語とはひと味違った面白さを楽しめる作品です。主人公・深澄真は、異世界に召喚されたものの、いきなり人間とはかけ離れた場所へ放り出されるという波乱のスタート。そこから持ち前の芯の強さと規格外の力を武器に、自分なりの道を切り開いていきます。本作の魅力は、個性的すぎる仲間たちとの掛け合いと、シリアスな展開に挟まれるコミカルなやり取り。強大な力を持ちながらも、どこか淡々としている真のキャラクター性もクセになります。さらに、異世界の文化や種族、勢力同士の関係などが少しずつ広がっていくため、単純な無双作品では終わらない奥行きも魅力。爽快感とユーモア、そして壮大な異世界物語をバランスよく楽しみたい人におすすめのアニメです。

 

声優
深澄真(花江夏樹)、巴(佐倉綾音)、澪(鬼頭明里)、識(津田健次郎)、エマ(早見沙織)、ベレン(辻親八)、ライム・ラテ(八代拓)、モンド(大塚明夫)、アクア(Lynn)、エリス(田中美海)、パトリック・レンブラント(井上和彦)、モリス(佐藤正治)、ソフィア(沢城みゆき)、御剣(斉藤壮馬)、音無響(加隈亜衣)、ナバール・ポーラー(小清水亜美)、ウーディ・バイラ(村井雄治)、ベルダ・ノースト・リミア(沢城千春)、チヤ・ハヅキ(田村奈央)、岩橋智樹(新井良平)、リリ・フロント・グリトニア(中原麻衣)、ギネビア・スレーシャ(渡部紗弓)、モーラ(月城亜美)、ユキナツ・カズサ(笹本菜津枝)、ジン・ロアン(新祐樹)、アベリア・ホープレイズ(小坂井祐莉絵)、ミスラ・カズパー(菅原慎介)、イズモ・イクサベ(橘龍丸)、ダエナ・セブルス(山口智広)、シフ・レンブラント(花守ゆみり)、ユーノ・レンブラント(稗田寧々)、イルムガンド・ホープレイズ(伊東健人)、エヴァ(井澤詩織)、ルリア(広瀬ゆうき)、ロナ(藤井ゆきよ)、イオ(楠大典)

 

ラノベ

 

漫画

 

 

①・お気楽領主の楽しい領地防衛

 

 

ジャンル 異世界転生・領地開拓
原作 赤池宗(オーバーラップノベルス)
放送時期 1期2026年(全12話)
制作 1期:NAZ

 

あらすじ
侯爵家の四男として異世界に転生したヴァンは、幼いころから神童と呼ばれ将来を期待されていた。だが8歳の時に授かった力は、その世界で“役立たず”とされている「生産系魔術」だった!そのせいでヴァンは貴族に相応しくないと父親により失格の烙印を押され生家を追放。名もなき辺境の村の領主として赴任することに。しかしハズレ適性と呼ばれていた生産系魔術は、材料さえあれば何でも生産できる規格外の可能性を秘めていて……。「この村を、もっと気楽に楽しく暮らせる、僕好みの場所にしよう!」小さく貧しい村は、徐々に様々な人が集まる巨大都市へと発展していき――!?
公式ホームページより引用:https://okiraku-ryousyu-anime.jp/onair/

 

レビュー
『お気楽領主の楽しい領地防衛』は、ハズレ扱いされた生産系魔術を理由に生家を追放されたヴァンが、辺境の地で新たな人生を切り開いていく領地経営ファンタジーです。追放された主人公が復讐に執着するのではなく、「だったら自分の好きなように生きよう」と前向きに領地を発展させていく姿が心地よく、重くなりがちな追放ものとは違った明るさがあります。特に面白いと感じたのは、ヴァンの規格外の発想力。生産系魔術を建築や生活環境の整備だけでなく、村の防衛にも活用していくため、「次は何を作るんだろう?」というワクワク感があります。少しずつ人が集まり、何もなかった場所が活気を帯びていく過程も魅力的で、領地開拓ものが好きならかなり楽しめるはずです。一方で、主人公の能力が非常に万能なので、苦戦しながら成長するタイプを期待すると物足りなく感じる部分もあります。それでも、追放、ものづくり、領地発展、バトルをテンポよく楽しめる作品で、気軽に見られる異世界アニメとしては十分魅力的だと感じました。

 

声優
ヴァン・ネイ・フェルティオ(内山夕実)、ティル(M・A・O)、カムシン(伊瀬茉莉也)、パナメラ・カレラ・カイエン(日笠陽子)、アルテ・オン・フェルディナット(若山詩音)、エスパーダ(堀内賢雄)、ディー(小林親弘)、オルト・シート(古川慎)、プルリエル(倉持若菜)、クサラ(佐藤元)、ラダ・プリオラ(大渕野々花)

 

 

漫画

 

 

 

今回は、追放系アニメをご紹介してきました。ひと口に追放系といっても、主人公の能力を活かした無双展開から、仲間との再出発、スローライフ、領地づくりまで作品ごとに方向性はさまざまです。また、追放という出来事そのものよりも、その後に主人公がどんな選択をして新しい環境を築いていくのかに注目すると、より深く楽しめる作品もあります。気になるタイトルがあれば、ぜひ実際に視聴してお気に入りの作品を見つけてみてください。

 

 

 

神作品・死にたがりの王女

 

 

 

 

『死にたがりの王女』

本作はまだアニメ化されていない作品ですが、これまで書籍化された追放系作品の中でも群を抜いて面白かったので紹介させてもらいます。

 

タイトル 死にたがりの王女
種類 ライトノベル・単行本
著者 有沢ゆう
イラスト RAHWIA
レーベル KADOKAWA
ジャンル 異世界恋愛・復讐
既刊 2巻(2026年10月時点)

 

あらすじ

 

主人公・ウエンディはレヴァーゼ王国に生まれた第6王女。

側妃の子として生まれます。

この国にはまだ王妃の子は誕生しておらず全員が側妃の子。

そんな、レヴァーゼ王国に第4王子(王妃の子)が誕生したのはウエンディが生まれて直ぐのことでした。

愚かなこの国の王は王妃との間に出来た子のことで頭が一杯になり、ウエンディの事をスッカリ忘れ、ずっと離宮に放置。

乳母と侍女がいましたが、乳母は乳離れする頃には家庭に戻り、侍女は必要最低限の仕事をするだけで誰からも存在を忘れられ、部屋に閉じこもったまま教育も受けずに15歳を迎えます。

そんな時、アウリラ地方国から、第2王子の王子妃候補として外交に有能な王女を妃に迎えたいという打診が届きます。

アウリラ側はウエンディの姉である第5王女ダリアを迎える考えでしたが、レヴァーゼ王はダリアの事をかわいがっており、他の誰かを嫁がせようと考え、その時になってウエンディの存在を思い出します。

何の教育を受けてないどころか、誰からも存在を忘れられたウエンディをダリアの身代わりにし、アウリラ地方国に「呪われた王女」として嫁がされます。

しかし、有能な王女を求めていたアウリラ地方国側からするとレヴァーゼ王国は無能な王女を寄越し契約違反をした国として対応することに。

当然、アウリアでもウエンディは王子妃候補という扱いはされず、冷淡な対応をされていまいした。

 

実はウエンディは3歳くらいで前世の記憶を取り戻し始め、自分が転生者だと気づいています。

ここまでの恨みを晴らすべく、無能な王女のふりをした復讐計画が用意周到に進められていました…

 

 

感想

 

ジャンルを抜きにしても私が今まで読んだラノベの中でトップ5に入る作品。

世界観、設定、復讐計画の綿密さ、どれを取っても今までの追放系作品とはレベルが違います。

復讐だけでなくアウリラ地方国・第2王子シリルとの恋、祖国では味わえなかった家族の温かさが死にたがりの王女ウエンディを少しずつ変えていきます。

一般的な追放系作品であれば、実は凄い能力を持っていて無双するという展開が多いですが、本作では無能でぼんやりしている姿を装っているウエンディが突如として本来の姿を現すという独特の爽快感があります。

どの要素もバランスよく組み込まれており、とても読みやすく読後感も爽やか。

そして、追放系作品にも関わらず1巻ごとに大きな感動を味わえ、普段涙もろくない私でも泣かされてしまいました。

本作は【小説家になろう】年間ランキング1位を獲得しており、1巻は重版。

各レビュー系サイト、ショッピングサイトでも高い評価をされています。

普段はアニメだけで書籍は読まないという人にも是非、読んで頂きたい作品です。

 

 

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