この記事は『おすすめライトノベル10選』と題し、直近1年で読んだ中で面白かったライトノベルをご紹介していきます。
少し前の作品もありますが、基本的にはここ数年で書籍化された作品の中からジャンルを問わず選出。
どんな作品を読もうか迷っている人にとって、気になる作品が見つかると幸いです。
作品のレビューなので多少、物語の内容には触れていますが、物語の核心を突くようなネタバレはありませんので、ご安心を。
①・勇者刑に処す
| 著者 | ロケット商会 |
| イラスト | メフィスト |
| ジャンル | ダークファンタジー |
| 種類 | 単行本 |
| レーベル | 電撃の新文芸 |
| 既刊 | 8巻 |
| 新刊発売予定日 | 2026年10月17日 |
あらすじ
勇者刑とは、もっとも重大な刑罰である。大罪を犯し勇者刑に処された者は、勇者としての罰を与えられる。罰とは、突如として魔王軍を発生させる魔王現象の最前線で、魔物に殺されようとも蘇生され戦い続けなければならないというもの。数百年戦いを止めぬ狂戦士、史上最悪のコソ泥、詐欺師の政治犯、自称・国王のテロリスト、成功率ゼロの暗殺者など、全員が性格破綻者で構成される懲罰勇者部隊。彼らのリーダーであり、《女神殺し》の罪で自身も勇者刑に処された元聖騎士団長のザイロ・フォルバーツは、戦の最中に今まで存在を隠されていた《剣の女神》テオリッタと出会い――。「力を貸してくれ、これから俺たちは魔王を倒す」「その意気です。勝利の暁には頭をなでてくださいね」二人が契約を交わすとき、絶望に覆われた世界を変える儚くも熾烈な英雄の物語が幕を開ける。
引用元:https://dengekibunko.jp/product/yushakei/322103001933.html
引用元:https://dengekibunko.jp/product/yushakei/322103001933.html
レビュー
本作の書籍化は5年ほど前。実はアニメから入ってお気に入りとなった作品。魔王現象の浸食により、人間が住める領域が半分にまで狭まった、ある種の絶望的な世界で死ぬことさえ許されない勇者刑に処された大罪人たちが最前線で魔王現象と戦う姿を描いたダークファンタジー作品。アクション多めの作品ですが、懲罰勇者隊の各メンバーのバックボーンや勇者刑に処された理由が徐々に明るみになっていく過程がとても面白い。そして、人間vs魔王現象という構図で戦っていますが、魔王現象に与する人間の存在が大きくなっていきます。そもそも魔王現象とは何なのか?魔王とは誰なのか?女神とは?物語の核心に迫る謎も興味を惹くものが多く、ページを捲る手が止まらなくなりました。また、懲罰勇者隊だけでなく、聖騎士団の団長達もキャラが立っており、数多くの登場キャラがいますが、誰も埋もれることなく存在感を発揮。アクションシーン多めと書きましたが、聖印という技術を使い非常に戦略的な戦いをします。戦記物が好きな人にも楽しめる作品。常に先が気になる展開で進みますし、ダークファンタジー好きな人には特におすすめです。
②・死にたがりの王女
| 著者 | 有沢 ゆう |
| イラスト | RAHWIA |
| ジャンル | 異世界・ファンタジー・復讐・ラブロマンス |
| 種類 | 単行本 |
| レーベル | KADOKAWA |
| 既刊 | 2巻 |
| 新刊発売予定日 | 未定 |
あらすじ
「そなたの婚姻が決まった」レヴァーゼ王国・第六王女ウエンディは、姉の身代わりで『野蛮』と揶揄される国へ人質のように嫁がされることになった。生まれてから15年間、存在ごと忘れ去っていたくせに?放置しておきながら、『呪われた子(無能の駒)』扱い?だから前世の記憶があるウエンディは憤り、決めた――祖国をぶっ潰すと。「これが復讐とは――誰も気づかないでしょうね」無能王女を演じ、登場人物すべてを驚愕させる復讐譚、開幕!
引用元:https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000866/
引用元:https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000866/
レビュー
生まれたタイミングと無能過ぎる王(父親)のせいで15年間存在を忘れ去られていた第六王女ウエンディの復讐劇を描いた物語。まず、最初に言えることはメチャクチャ感動します。普通に泣けます。是非読んで欲しいということ。復讐劇なんて書きましたけど、そんな単純な作品ではありません。復讐という考えに至るまでにウエンディが背負ってきたものを知れば知るほど感情移入できます。ウエンディは転生者という設定。「転生という設定にする意味があるの?」という作品も多い中、本作は転生という要素が非常に意味のあるものとなっています。前世の記憶や知識があるからこそ耐えられたこと、助かったこと。逆に前世の記憶や知識があるからこそ辛かったこと、寂しかったこと。救いの面と苦しみどちらにも大きく作用してるような気がします。考えるだけで苦しくなってしまいますね。きっと、転生者だからこそ達観し無能を装った復讐へと繋がっていったのでしょう。”死にたがりの王女”にはシリルやオリーブ達と幸せになてもらいたい。ですが、祖国への復讐だけでなく、再び転生して幸福な子供時代を過ごしたいという思いもあった彼女が今後どのような選択をしていくのかも非常に興味深いです。
③・王者の盤狂わせ
| 著者 | 依依恋恋 |
| イラスト | ふじ子 |
| ジャンル | 学園・青春・頭脳戦・心理戦・ラブコメ |
| 種類 | 文庫本 |
| レーベル | GCN文庫 |
| 既刊 | 3巻 |
| 新刊発売予定日 | 2026年12月28日頃 |
あらすじ
ネット将棋の世界でプロ棋士さえも戦慄させる、生きる伝説〝自滅帝〟。様々な噂が囁かれるその正体は、冴えない陰キャ高校生・渡辺真才だった。ひょんなきっかけで将棋部に入部した真才は、アマチュア将棋指しの全国大会〝黄龍戦〟に参加することになり――?将棋部の仲間と研鑽しながら、ネット将棋の帝王は棋界の王者と駆け上がっていく!
引用元:https://gcnovels.jp/book/2071
引用元:https://gcnovels.jp/book/2071
レビュー
2026年3月に書籍化されたばかりの将棋を題材にした作品。ジャンルはハッキリこれ!と言える感じではなく色々な要素が詰め込まれています。個人的にはヒューマンドラマという言葉が一番シックリきますね。著者である依依恋恋氏はアマチュアの将棋大会での入賞経験やプロ棋士との指導対局の経験もある本格派。相当な実力者です。このように書くと、将棋について詳しく知らない人は「難しそうな作品だな」という印象を持ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。難しい専門用語や棋譜などは極力使用しないような配慮がされており、対局も心理戦であったり、己の弱さやを克服するシーンなど描かれ方は様々。共通するのは手に汗握るような熱い戦いであるということ。どこかスポーツ観戦しているような感覚になります。将棋を嗜んでいる人も、そうでない人にも手に取っていただきたい作品です。
④・魔術漁りは選び取る
| 著者 | らむなべ |
| イラスト | EEJU |
| ジャンル | ファンタジー |
| 種類 | 単行本 |
| レーベル | MFブックス |
| 既刊 | 3巻 |
| 新刊発売予定日 | 2027年3月25日頃 |
あらすじ
傭兵団の戦場漁り、少年カナタは生き延びるために戦場で金目のものを漁る生活を送っていた。唯一の楽しみは戦場に落ちている魔術の残りかす――魔術滓(ラビッシュ)と呼ばれる綺麗な小石を拾う事。それは魔術師が魔術を発動した際に生じた余計な魔力の塊。時間が経てば消えるだけの、言ってしまえば何の役にも立たないゴミ。しかし、過酷な環境下でカナタが美しいと感じられるものは、この魔術滓(ラビッシュ)くらいしかなかった。ある日、高額な報酬を約束された戦火で、傭兵団は何者かの魔術によって執拗に攻撃を受け続けた。その攻撃は雇い主である貴族の魔術師によるものであり、契約を反故にするための裏切りであった事が次第に判明する。傭兵団が悪意の岐路に立たされた時、カナタが選ぶのは――覚悟と決意を胸に、少年は成り上がる。
引用元:https://www.kadokawa.co.jp/product/322412000950/
引用元:https://www.kadokawa.co.jp/product/322412000950/
レビュー
傭兵団に所属し戦場に残された武器などを持ち帰る【戦場漁り】をしていた少年カナタが貴族に迎えられ成り上がっていく物語。2025年に書籍化された本作の魅力は何と言っても主人公・カナタ。傭兵団から貴族という全く立場の違う人間として生きていく事になりますが、柔軟な対応力と誰が相手であろうと自分の信念は貫き通すという強い意志で周囲を認めさせていきます。魔術を扱える人間が存在するという世界で、カナタは独自の方法で魔術を扱えるようになったり、独自の魔術を開発します。魔術師としても規格外の存在ではありますが、自分より格上の魔術師を相手にする事も多く無双するような作品ではありません。これまでの経験や自分で考え研究し徐々に成長していきます。好きな主人公はこれまで沢山いましたが、カナタはその中でも上位に入るくらい魅力的。魔術や戦闘だけでなく、傭兵団時代、貴族社会、学院編の中で生まれる人間関係も面白く全てにおいてバランスの良い作品です。読みながら湧いてくる疑問に対し、欲しい言葉と答えを与えてくれる読後感の良い作品です。また、カナタだけでなく頭の切れる母親のロザンリンドも魅力的。
⑤・崩壊世界の魔法杖職人
| 著者 | 黒留 ハガネ |
| イラスト | かやはら |
| ジャンル | 現代ファンタジー・ポストアポカリプス |
| 種類 | 単行本 |
| レーベル | KADOKAWA新文芸 |
| 既刊 | 4巻 |
| 新刊発売予定日 | 2026年11月22日頃 |
あらすじ
大利賢師は器用さだけで生きてきた男だ。それは文明が崩壊しても変わらない。ある日地球に降り注いだ魔法の隕石群は、地球から全ての電気を奪った。電気に支えられていた高度な社会はたちまち崩壊。未曾有の大混乱が起きる世界を尻目に、大利は独りのんびりと隕石の一つを削り出し魔法の杖を作り上げた。――そう、人類は電気を失ったが、代わりに魔法を手に入れたのだ。そして大利は知らなかった。電子機器が使えなくなった崩壊世界で、精密機械並の工作ができる自分の器用さが世界を救う力になることを。西に人間不信の魔女がいれば、器用さで閉ざされた心を開き。東に命懸けで世界を救う研究をする可愛いオコジョがいれば、器用さで助けてやり。ガラクタだって魔法の杖に加工できる。なぜなら器用だから。これは、崩壊世界で繰り広げられる魔女や魔法使いの英雄譚――ではない。コミュ障で奥多摩に引きこもったド器用な青年が魔法杖職人となり、東京の片隅から全世界を揺るがしていく、生涯の記録。
引用元:https://dengekionline.com/article/202509/53092
引用元:https://dengekionline.com/article/202509/53092
レビュー
クラウドファンディングで目標金額の10倍を達成するなど書籍化前から注目、評価されていた現代ファンタジー作品。ポストアポカリプスな世界で超絶コミュ障、器用さは世界一の男・大利賢師が器用さを活かし、復興のために魔法杖を制作、改良、研究していきます。本作はグレムリン災害後に静電気体質の人間の中で生き残った者が超越者となり、女性が魔女、男性が魔法使いと呼ばれるようになり、各地区を治める存在となります。魔女や魔法使いが各々、強力な魔法を持っており、その力を使用して悪事を働く者もいれば、復興に向け尽力する者も…読み進めていくうちに自分好みの魔女や魔法使いがきっと見つかるはず。魔女、魔法使い同士の関係性や大利との関係性も面白く描かれています。また、この物語の肝である、グレムリン災害の真実やなぜ地球に魔法が存在するかなど大きな謎があり、それを考察していくのも楽しみのひとつといえるでしょう。壮大な物語を楽しみたいという人にはおすすめな一冊です。
⑥・人生全部賭けても銀の魔女に勝ちたい
| 著者 | 深水紅茶 |
| イラスト | ネコ太郎 |
| ジャンル | 百合・ファンタジー |
| 種類 | 文庫本 |
| レーベル | 富士見ファンタジア文庫 |
| 既刊 | 2巻 |
| 新刊発売予定日 | 未定 |
あらすじ
家柄、容姿、栄誉。そして魔法の才能。伯爵令嬢フランはすべてを持っていた。十歳のあの日、銀の髪の少女クルーエルに惨敗するまでは。再戦を誓った五年後。再会したクルーエルの様子はあの頃と違っていて――?
引用元:https://www.kadokawa.co.jp/product/322510000398/
引用元:https://www.kadokawa.co.jp/product/322510000398/
レビュー
百合小説コンテスト大賞受賞作『人生全部賭けても銀の魔女に勝ちたい』は魔法世界で高みを目指す負けず嫌いで努力家の秀才フランと天才クルーエルのライバル百合ファンタジー。十歳の時に出場したリオンス・マギアで負け、屈辱を味わったフランは五年後の魔法学校での再戦を心待ちに努力を続け、五年後に再会しますが…クルーエルは天才だが、魔法使いの体内から生み出されるオドが極端に少ないという命に関わる致命的な問題を抱えており退学の危機に。一般的な魔法ファンタジー作品でいうところの大魔法を扱えて魔力操作も上手いが魔力量が少なく、直ぐに枯渇してしまうというのをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。どうしても再戦したいフランは自身の膨大なオドを手を繋いだり、キスしたりしてクルーエルに譲渡。身体が接する面積を増やしたり、粘膜の接触でオドの譲渡効率が変わる設定なので、徐々に過激に?物語としては細かな設定、テンポの良さもあり、スラスラ読めてしまいます。二人ともツンデレですが、お互いが持っていないものに惹かれ合っており、それを素直に表現できない様子が非常に可愛らしい。百合作品としてもファンタジー作品としてもシッカリした内容になっているので、百合好きな人にもこれから百合デビューする人にもおすすめです。コミカライズも化も決定!
⑦・魔王ノ教室 二周目教師は生徒を二度と死なせない
| 著者 | 篠宮 夕 |
| イラスト | トモゼロ |
| ジャンル | ダークファンタジー |
| 種類 | 文庫本 |
| レーベル | 電撃文庫 |
| 既刊 | 1巻 |
| 新刊発売予定日 | 未定 |
あらすじ
魔術学の教師・テオ=プロテウスは、女性魔術師教育機関《聖女庭園》の落ちこぼれクラスの生徒を育て上げた。『人を救うための術理』として魔術を授けた教え子たちは、しかし突如起こった戦争に召集され、全員が戦死した――。教え子を殺した敵への復讐を誓いながら、戦争犯罪人として処刑されたテオだったが、気がつくと卒業から一年前、彼女たちに授業を始める直前に戻っていて……。二周目の世界では絶対に教え子を死なせないため、彼は覚悟を決めた。たとえ嫌われてでも、彼女たちに『人を救う』などという考えを捨てさせ、最強に育て上げて見せる。魔術は『人殺しの道具』なのだから――。
引用元:https://dengekibunko.jp/product/322508000507.html
引用元:https://dengekibunko.jp/product/322508000507.html
レビュー
『魔王ノ教室は』2026年7月に書籍化されたばかりの新作。魔術師学校で教師を務める天才・テオ=プロテウスは問題児の集まり第七庭園の担任教師として生徒を一流の魔術師へと育てあげますが、「人を救いたい」という生徒たちの理想を尊重してしまった結果、戦争で生徒たち全員を失ってしまいます。あるきっかけで始業式の日に戻ったテオが二周目では絶対に生徒たちを死なせないと決意し、一周目で起きた出来事を利用しながら、鬼のような指導で生徒たちを強くしていくという物語。可愛らしい生徒たちが登場しますが、かなりダークな世界観。二周目のテオは容赦ないですし怖いですが、その裏には生徒への愛が溢れています。戦争を起こした黒幕の存在やテオが二周目を迎えるに至った生徒の存在など、ミステリー的な要素もあり、今後の展開次第では壮大な物語になるかもしれません。
⑧・ただの後方腕組転生者、うっかり勇者に拍手を送ったら黒幕扱いされる。
| 著者 | 森空亭 |
| イラスト | |
| ジャンル | 勘違いダークファンタジー |
| 種類 | 文庫本 |
| レーベル | 角川スニーカー文庫 |
| 既刊 | 1巻 |
| 新刊発売予定日 | 未定 |
あらすじ
転生者エモ・スギルは勇者の大ファンである。 陰ながら応援していた彼も、勇者が魔王を討ったその時だけは、感謝の拍手を送ろうと一歩踏み出して―― 「素晴らしい。まさかこれ程とはね」「お、お前は……?」 張りついた笑みとうさんくさい言動から、勇者に“黒幕”だと誤解され!? 国から指名手配もされて逃亡生活が始まるも、 「第二の人生はあなたに捧げますわ!」 世を忍んでいた悪役(ヴィラン)たちが次々にそのカリスマオーラに心酔! 勝手に“組織”のトップに祭り上げられ……? ただ黒幕っぽいだけのモブ転生者が、勇者(推し)と世界に絶望をもたらす――ちょっぴりダークな勘違い系ファンタジー!!
引用元:https://sneakerbunko.jp/product/kuromaku/322508000112.html
引用元:https://sneakerbunko.jp/product/kuromaku/322508000112.html
レビュー
『ただの後方腕組転生者、うっかり勇者に拍手を送ったら黒幕扱いされる。』は2025年12月に書籍化された新作。タイトル通りで主人公のエモ・スギルが魔王討伐を果たした勇者に拍手を送り、意味ありげな言葉を掛けたことで黒幕扱いされるところから始まる物語。指名手配されたエモは逃亡を図り、その道中でエモのことを凄い奴と勘違いした強者たちがぞくぞくと仲間になり、組織のトップに祭り上げられます。単なる勇者の大ファン(ストーカー)であるエモが周囲から深読みされ勘違いされていく様子を楽しむコメディ作品ではありますが、勇者視点では非常にシリアスでダークな展開。この対比が物語に深みを持たせています。タイトル買いしていい作品ではありますが、ダークファンタジーが苦手な人は注意が必要。個人的には勘違いもダークファンタジーも大好物なので、かなり楽しめました。
⑨・世界を終わらせた邪神の転生体、ヒトに褒められたくてがんばる
| 著者 | 陸 そうと |
| イラスト | 和音ハカ |
| ジャンル | 転生ダークファンタジー |
| 種類 | 文庫本 |
| レーベル | 富士見ファンタジア文庫 |
| 既刊 | 1巻 |
| 新刊発売予定日 | 未定 |
あらすじ
かつて邪神同士の大戦を制したそれは転生し、少女の身体になっていた。女の子になっても変わらず暴虐に振る舞う中、邪神は褒められると嬉しいという感覚に気づき!? 邪魔な奴を蹴散らしながら“褒め”を要求します。
引用元:https://www.kadokawa.co.jp/product/322605000530/
引用元:https://www.kadokawa.co.jp/product/322605000530/
レビュー
2026年8月に書籍化されたばかりの『世界を終わらせた邪神の転生体、ヒトに褒められたくてがんばる』。前世は最恐の邪神として邪神大戦を勝ち抜いたゾアがキャロルという美少女に転生し自由を求める物語。タイトルだけ見ると可愛らしい感じもしますが世界観としてはダークファンタジー寄り。お互い、邪神の遺産を利用しているのに対立する聖騎士と魔術師という構図の現代社会。その中で聖騎士の過程に生まれながらも魔術師になる事を決意し家を出るキャロル。最恐と恐れられていた邪神・ゾアが最初は人間の考えや気持ちを理解できず過ごしていましたが、周囲の人間と関わりながら人間の機微を理解していく過程が本作の一番の魅力。人間の機微を理解し褒められることが嬉しいと感じるキャロルは欲求が爆発し褒めを要求する姿が圧倒的な強さとのギャップで可愛らしく感じられます。クラウディア、デビルーナという二人の少女も登場しますがキャロルを含めた3人の関係性も面白い。また、キャロルの母の失踪という謎も残っており、今後の展開が楽しみな作品です。
⑩・住んでる場所が田舎すぎて、ダンジョン探索者が俺一人なんだが?
| 著者 | 赤月 ヤモリ |
| イラスト | タカヤマ トシアキ |
| ジャンル | 現代ファンタジー |
| 種類 | 単行本 |
| レーベル | カドカワBOOKS |
| 既刊 | 3巻 |
| 新刊発売予定日 | 2027年1月8日頃 |
あらすじ
ド田舎・三船町唯一の探索者である相馬創。世界最上位クラスの力を持ちながらもその活動拠点ゆえに無名な彼は、ダンジョンの異変に対応したり、後輩の指導をしたり、多忙ながらいつも通りの日々を送っていた。そんなある日、特殊個体『ナイトメア種』との戦闘をキッカケに、彼はダンジョンの真相、世界の脅威と対峙することになる――。普段は等身大でどこにでも居る青年、地元を愛する『三船の守護者』の名が世界に知れ渡る!
引用元:https://kadokawabooks.jp/product/sunderubasyogainakasugite/
引用元:https://kadokawabooks.jp/product/sunderubasyogainakasugite/
レビュー
『住んでる場所が田舎すぎて、ダンジョン探索者が俺一人なんだが?』タイトル通り田舎のダンジョンを一人で防衛する、現代ファンタジー作品。主人公・相馬は物凄い実力を持ちながらも世間的に知られていません。国内にも10か所ダンジョンがあり、世間的にも探索者という存在が認知されている世界でダンジョン配信者や探索者のスレッドがあり、徐々に注目されていきます。面白い設定が沢山ある一方で高額な魔石を面倒だとか、持ち運べないから回収しないという設定は如何なものか?それだとダンジョン探索する本来の意味が無くなるような気がします。この他、高校生ひとりにひとつのダンジョンを任せきりにする組織。バトルシーンは迫力がありますし、全体としては面白いのですが、細かな粗が目立つ作品ですので、そういう部分が気にならない人にはおすすめできる作品です。個人的には色々と”惜しい”作品。アニメ化したら化けるかもしれませんね。
まとめ
2026年に読んだライトノベルの中で現状、TOP10の作品を紹介してきました。
気になる作品はあったでしょうか?
今後も面白いと思った作品があれば随時更新していきます。

