ダークファンタジーアニメおすすめランキング14選【2024年版】

ランキング

 

 

ダークファンタジー…

ファンタジー作品の中の1つのジャンル。

グロテスクな表現や負の感情、重い世界観で描かれた作品。

ダークファンタジーアニメの中には名作とも言われる作品も多いので、この記事では個人的に好きなダークファンタジーアニメをランキング形式でご紹介していきます。

苦手意識がある人にも参考になれば幸いです。

 

 

 

⑭回復術士のやり直し

 

 

ジャンル ダークファンタジー
原作 月夜涙(株式会社KADOKAWA・角川スニーカー文庫刊)
放送時期 2021年
制作 ティー・エヌ・ケー

 

あらすじ
【癒】の勇者としての素質に目覚め、勇者たちと世界を救う冒険の旅に出ることになった少年・ケヤル。しかし戦闘能力のない回復術士には、勇者たちにその能力を搾取され虐待を受ける日々が待っていた。自由と尊厳を奪われ、自我すらも失いかけたケヤルはある日、正気を取り戻し《回復》の真実に辿り着く。《回復》はただの癒やしではない。《回復》は世界を、人を、根源から揺るがす力である、と。ケヤルは世界そのものを《回復》し、四年前からすべてを“やり直す”ことを決意する。そして勇者たちへの報復に胸を躍らせるのだった……。「さあ、パーティー<復讐>のはじまりだ─」
公式ホームページより引用:http://kaiyari.com/
レビュー
主人公で癒しの勇者ケヤルは一度目の人生で他の勇者たちに虐待などの酷い仕打ちを受け、二度目の人生(四年前に戻り)でケヤルガと名を変え回復の力を使って勇者たちに復讐していく物語。
ケヤルガも他の勇者たちも胸糞悪いキャラだらけ。
復讐していくという設定もケヤルガの気持ちも理解できますが奴隷や他の女勇者たちを洗脳状態にし性奴隷のように扱いハーレムを築いていきます。一貫して悪者を貫いている部分はストーリーとしては評価できますが…
女性を道具のように扱うシーンが多く作者の神経を疑いたくなります。
男性、女性共に見ていて不快な気分になる人が多いでしょう。
自分が苦手な作品でも感じ方は人それぞれなので酷評する事はないのですがこの作品はちょっと…
エロゲー好きな人にはハマるかもしれませんね。女性には絶対おすすめしません。
声優
保住有哉(ケヤル/ケヤルガ)、渋谷彩乃(フレア/フレイア)、石上静香(セツナ)、相川奈都姫(クレハ)、高森奈津美(イヴ)、津田美波(ノルン)、ふじたまみ(ブレイド)、稲田徹(ブレット)、西明日香(アンナ)

 

 

⑬デッドマウント・デスプレイ

 

 

ジャンル転生・群像劇・ダークファンタジー
原作原作:成田良悟・作画:藤本新太(ヤングガンガン/スクウェア・エニックス)
放送時期2023年(分割2クール全24話)
制作GEEKTOYS

 

あらすじ
はるか遠い異世界の魂が、現代の新宿に「四乃山ポルカ」として転生した。ただ、その転生した体には、喉に致命傷が…。しかも、その傷をつけた殺し屋・崎宮ミサキに、暗殺に失敗したと勘違いされ再び襲われることに。なんとか撃退し、自身にかけられた暗殺指令を解くことに成功したポルカは、新宿を根城にした裏社会の「仲介屋」・倉木リサの助力を受け、ミサキや情報屋の繰屋匠を仲間とし、夢だった「平穏な暮らし」を目指す。しかしこのポルカの「転生」は、様々な人々に波及する。待ち受ける、裏社会の「何でも屋」・レミングス、謎の放火犯・火吹き蟲、そして超絶奇術師・怪人ソリティア――「厄ネタ」と呼ばれる超常的な力をもつ犯罪者達と、それを追う新宿署第三資料編纂係、通称「三纂」の刑事。そして「四乃山ポルカ」の生い立ちと、その親族達。さらに、出会うハズのない元いた世界の滅びた帝国の面影にまで、ポルカは巻き込まれていく。
公式ホームページより引用:https://dmdp-anime.jp/
レビュー
近年よく見かけるようになった逆転生系の作品。
異世界で死霊使い「屍神殿」として生きていた主人公が現代日本で殺し屋に命を狙われ死んでいた四乃山ポルカの身体に魂が転生した所から始まる物語。
ポルカは仲間を作り平穏な暮らしを求めますが、様々な困難が襲い掛かり思うような平穏な暮らしはなかなか訪れません。
ダークな逆転生系の作品を目指しているというのは理解できますが正直、登場キャラが多過ぎますし設定も複雑。気楽な気持ちでアニメを見たい私のような層には向かないと思います。
設定が複雑なのはまだ良いのですが複雑な割に薄っぺらい感じで進んで行くので出オチ感は否めませんし何を伝えたいのかも理解できませんでした。
大まかに分けるとポルカと仲間達、厄ネタ、新宿署第三資料編纂係の3視点で見る事が出来る作品ですがどこ視点で見るかでも評価は大きく変わってきそう。
ぶっ飛んだキャラが多いのも特徴ですが水瀬いのりさん演じる崎宮ミサキはなかなか面白いキャラで個人的には一番のお気に入り。
アクの強い作品なので好き嫌いはハッキリ分かれそうですね。
声優
榊原優希(四乃山ポルカ)、水瀬いのり(崎宮ミサキ)、内田雄馬(繰屋匠)、江口拓也(岩野目ツバキ)、岡本信彦(荒瀬耿三郎)、種﨑敦美(倉木リサ)、福圓美里(雷小幽)、山路和弘(四乃山呂算)、大地葉(四乃山小夜)、大久保瑠美(阿字城イズナ)、長谷川育美(一ノ瀬古瑠斗)、白石晴香(合川咲姫)、草尾毅(シャグルア)、チーク梁祥(レクリア)、高橋広樹(ソリティア)、佐倉綾音(胡蝶・エイトポート)、ニケライ ファラナーゼ(デスクロー佐谷)、興津和幸(裏井)、小林沙苗(山田文代)、蒼井翔太(レミングス/神薙涼馬)、小西克幸(四乃山 尊)、芹澤優(四乃山華月)、市川蒼(四乃山紫月)、田丸篤志(西明寺水琴)、豊口めぐみ(イーズリーズ・ソルドフレイル)、花澤香菜(四乃山希吏)、原紗友里(四乃山涼火)、岩崎征実(四乃山五郎)、相川奈都姫(暴)、島﨑信長(雑貨殿)、七海ひろき(細呂木)、田村睦心(フラムロディア・バャディラーズ)、稲田徹(鷹巣次郎太郎)、上田燿司(幅木秀秋)、高田憂希(幌島リンネ)、岩中睦樹(幌島ヒイロ)、吉野裕行(八津蘭丸)、宇垣秀成(戸沢弾正)、高森奈津美(ロメルカ・リメルカ)、大西沙織(カルラ・ウォン)、赤﨑千夏(阿牙倉マジリ)、八代拓(阿牙倉百矢)、細谷佳正(氷黒久遠)、村瀬歩(アリウス・サバラモンド/シヴィル・A・サバラモンド)、江頭宏哉(太貝)、弘松芹香(蓬)、土田玲央(西田)、高木美佑(阿牙倉夏南)、松本沙羅(阿牙倉ダリア)、岡咲美保(ルル)、ブリドカット セーラ恵美(アラハバキ)、松岡禎丞(虚銃座)、吉岡茉祐(萱草)、本田貴子(ルフ・ヴェルライズ)、伊瀬茉莉也(ウルドヴィジア)、小市眞琴(パロミー)、井上麻里奈(ラカベニア)、坂本真綾(聖女)

 

 

⑫はめつのおうこく

 

 

ジャンルダークファンタジー・バトル
原作yoruhashi (月刊コミックガーデン/MAGCOMI)
放送時期2023年(全12話)
制作横浜アニメーションラボ

 

あらすじ
人類に知恵と安寧をもたらした存在――“魔女”。しかし、リディア帝国の“超産業革命”は魔法を凌駕する科学文明を生み出し、魔女は進歩を阻害する“敵”と見做されてしまう。かくして“魔女狩り”が始まった。魔女クロエに育てられた人間アドニスは最愛の師を奪われ、同族である人類への復讐を誓う。絶望を糧にした修羅は、殺戮の果てにいかなる“救い”を見いだすのか――。
公式ホームページより引用:https://hametsu-anime.com/
レビュー
魔女に育てられ、その師匠を目の前で殺され復習に燃える人間アドニスと魔女狩りをする人間との戦いを描いたダークファンタジー。
設定自体は物凄く良いと思うのですが、物語の構成が中途半端で台無しにしているというのが率直な感想。
記述式召喚魔法というのも斬新でしたが最後の最後にシロウサギとかいう背中からロケットパンチを出すような敵が登場して興醒め。序盤ピークでどんどん盛り下がっていく展開。
アドニスの信念がブレるような感じも嫌でしたしドロカもヒロインとしての魅力が足りないなと感じました。
胸糞展開とグロ多めなので苦手な人は避けた方が良いと思います。特に女性は見ていて気分の良くない表現が多いと思います。
少しだけフォローするとすれば1クール12話で描くのには時間が少し足りなかったかもしれないという印象を受けました。
アニメの続きはドロカの目の事もありますし、ひょっとしたら面白くなっていくかもしれませんね。
声優
石川界人(アドニス)、和氣あず未(ドロカ)、白石涼子(クロエ)、日野聡(ヤマト)、遠野ひかる(ユキ)、谷山紀章(シロウサギ)

 

 

⑪魔女と野獣

 

 

ジャンルダークファンタジー・バトル
原作佐竹幸典(講談社/月刊ヤングマガジン)
放送時期2024年(全12話)
制作横浜アニメーションラボ

 

あらすじ
はじまりは17人の「起源の魔女」。全ての力をその身に受け継いだものが、現代も世界各地に存在する。そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。 少女は魔女に呪われた過去があり、呪いを解くためにある魔女を探している。2人の前に現れる魔女は追い求めた獲物か。そして魔女の呪いを解く方法とは――。これは悪しき魔女を追い求めた復讐劇。「獣」が「魔女」を捕らえたとき、物語は大きく動き出す。華麗にして苛烈なダークファンタジーがここに開幕!!
公式ホームページより引用:https://www.tbs.co.jp/anime/majo/
レビュー
強大な力を持つ魔女がいる世界で魔女に呪われ、その呪いを解く為に魔女を見つけ出し復讐しようとする少女の物語。
世界観やシリアスな雰囲気、キャラデザはとても良かった。
ダークファンタジーなので当然重めの展開でグロシーンも多め。主人公ギドは常にキレ気味な状態でいるので愛着、共感が持てずに切る人も多そう。個人的にはよくキレる女性主人公は苦手💦
2話から3話で1つの物語が構成されている為、テンポが悪く感じました。
正直、物語に特徴的な部分もなく、せっかくの世界観も台無し。雰囲気だけの作品といった印象しか残りませんでした。
その割に集中して視聴しないといけない作りなので気楽に視聴したいという人にはおすすめできません。
声優
大地葉(ギド)、森川智之(アシャフ)、日笠陽子(イオーネ)、芝崎典子(マリー)、皆川純子(キーラ・ヘインス)、⽊内秀信(ルーベン・コール)、髙坂篤志(シュルク)、寺島拓篤(ロラン)、早見沙織(ファノーラ・クリストフル)、逢坂良太(ヨハン)、郷田ほづみ(ジェフ・エンカー)、佐々木望(死霊魔術師)、富田美憂(へルガ・ベルベット)、西凜太朗(魔剣アシュガン)、石田彰(マット・クーガ)、山路和弘(処刑人)、廣田行生(ファーマス)、⼩林ゆう(ローエル)

 

 

 

⑩終わりのセラフ

 

 

ジャンルダークファンタジー・バトル
原作原作:鏡 貴也・漫画:山本ヤマト(集英社ジャンプスクエア)
放送時期2015年
制作WIT STUDIO

 

あらすじ
ある日突然、未知のウイルスにより世界は滅びた。
生き残ったのは子供だけ。
そして、その子供たちは地の底より現れた、吸血鬼たちに支配された。
百夜優一郎は、家族同然の絆を持つ百夜ミカエラら孤児たちと、吸血鬼に血を捧げることで生きていた。
家畜同然の扱いに耐えかねた優一郎は、ミカエラや幼い孤児たちと共に、外の世界へと脱出を図るが……。
時は4年後。
百夜優一郎は日本帝鬼軍の吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」に入隊。
恐るべき吸血鬼たちとの戦いに、その身を投じていく…!!
公式ホームページより引用:https://owarino-seraph.jp/
レビュー
血を提供し家畜のように扱われる吸血鬼の支配から逃れる為、家族(仲間)と共に脱走を企てるが失敗し家族を目の前で殺された主人公、百夜優一郎が吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」に入隊し吸血鬼に復讐していく物語。ジャンルはダークファンタジー。
人間対吸血鬼なのですが、どちらが正義なのか考えさせられる作品でした。
ストーリー自体は凄く面白いですし各キャラ個性的。(特に深夜が好き)序盤から心を掴まれ先が気になる展開で進んで行きます。
月鬼ノ組はチームを組んで行動。優一郎は仲間思いなのですが短絡的で指示を守れず暴走ばかりしているのでイライラする場面も多々あります…
アニメは2クール24話で放送されましたが終わり方に関しては不完全燃焼に感じました。
OPはメチャクチャカッコイイ!
声優
入野自由(百夜優一郎)、小野賢章(百夜ミカエラ)、中村悠一(一瀬グレン)、櫻井孝宏(フェリド・バートリー)、早見沙織(柊シノア)、岡本信彦(早乙女与一)、石川界人(君月士方)、井口裕香(三宮三葉)、悠木碧(クルル・ツェペシ)、前野智昭(柊暮人)、鈴木達央(柊深夜)、鈴村健一(クローリー・ユースフォード)、遠藤綾(柊真昼)、細谷佳正(鳴海真琴)

 

 

⑨怪物事変

 

 

ジャンルサスペンス・ダークファンタジー
原作藍本松(集英社/ジャンプSQ.)
放送時期2021年
制作亜細亜堂

 

あらすじ
古来よりこの世の影に潜み、人に見つからぬよう、人と関わり合って生きる“怪物”(けもの)という存在。彼らの多くは人間の世界に適応し、社会に交じり生活していた。しかし現代では、人と必要以上に深く関わろうとするケースが多数報告されるようになっていた。探偵事務所を営む隠神は、そんな“怪物”たちが起こす怪事件のうちの一つを追い、片田舎のとある村を訪れる。そしてそこで夏羽という少年に出会う—。
公式ホームページより引用:https://kemonojihen-anime.com/
レビュー
人間と怪物の間で起こる怪事件を探偵事務所に住んでいる特殊能力を持った子供たちが協力し解決していく作品。
主人公、夏羽(かばね)が生い立ちの影響もあってか無感情というか心を失っている状態から仲間と協力し関係性を深め合っていく中で感情を少しずつ表すようになるなど成長していく様が描かれています。
各キャラをシッカリと掘り下げていますし話の土台もブレず丁寧に仕上げられており素晴らしいですし誰が見ても分かり易い。
シリアスなだけでなく夏羽の無感情っぽい部分がギャグっぽく描かれ明と暗のバランスが取れていると感じました。
子供向けの作品といった感はありますが仲間との信頼関係や各キャラが自分の弱さと戦っていく部分は大人が見てもきっと熱くなれると思いますし個人的にはおすすめの作品です。
声優
藤原夏海(夏羽・かばね)、花江夏樹(織・しき)、村瀬歩(晶・あきら)、諏訪部順一(隠神・いぬがみ)、小野大輔(ミハイ)、花守ゆみり(紺・こん)、花澤香菜(飯生・いなり)、下野紘(野火丸・のびまる)

 

 

⑧暴食のベルセルク

 

 

ジャンルダークファンタジー・アクション・バトル
原作一色一凛〈GCノベルズ/マイクロマガジン社)
放送時期2023年(全12話)
制作A・C・G・T

 

あらすじ
スキルの優劣が絶対の世界で、城の門番であるフェイトは《暴食》という腹が減るだけのスキルを持ったせいで最底辺の生活をしいられていた。しかしある日、城に侵入した賊を仕留めたことにより世界が一変する──無能と蔑まれた少年の下克上が今始まる──
公式ホームページより引用:https://bousyoku-anime.com/
レビュー
暴食(腹が減るだけ)という不遇なスキルを持ったせいで一部の聖騎士に虐げられ金銭的にも苦しい生活をしていた主人公フェイトがある日、盗賊を殺し暴食スキルが発動。
暴食スキルの本当の意味を知った男の下剋上ダークファンタジー。
かなり評価が低い本作。
殺した相手のステータスとスキルを奪う事のできる暴食スキルとグリードという会話できる片手剣を手に入れ共に戦っていく設定は個人的になかなか面白いなと感じました。グリードはかなりの良キャラ。
そして、フェイトの事を大切に想うヒロインで聖騎士のロキシーはビジュアルも性格も良く好感を持てますし可愛い。
かなりのチートスキルで賛否あると思いますが、これまでのフェイトの辛い過去や暴食スキルも大きな代償を払って使用しているので悪くなかったと思います。
設定は面白いのですが物語自体は薄っぺらくもうワンパンチ欲しかったというのが本音。作画もイマイチという部分はマイナスですかね。
トータルではそれなりに楽しめましたし2期があるなら見ると思います。
声優
逢坂良太(フェイト)、関智一(グリード)、東城日沙子(ロキシー)、松岡美里(マイン)、関根瞳(エリス)、平川大輔(ラーファル)、杉村憲司(ハド)、小市眞琴(メミル)、本多真梨子(ミリア)、宮本崇弘(ムガン)、遊佐浩二(バルド)、子安武人(アーロン)

 

 

⑦ラグナクリムゾン

 

 

ジャンルバトル・ダークファンタジー
原作小林大樹(月刊ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス)
放送時期2023年秋~2024年冬(全24話)
制作 SILVER LINK.

 

あらすじ
翼の血族による襲撃で狩竜人の少年・ラグナの日常は崩壊した。全てを失った未来の自分から託された最強の力と滅竜の使命、元竜王にして最凶の相棒クリムゾンとの邂逅。何より大切な存在であるレオニカとの別離。それは、限界を超えた過酷な日々の始まりだった。“翼の王”アルテマティアとの戦いの果てに出会ったのは、国内最高戦力・銀装兵団と、圧倒的なカリスマで兵を率いる”銀器姫”スターリア・レーゼ。そしてついに”翼の血族”最強の男が立ちはだかる──。戦いは、新たなステージへ。戦力差30倍、今、絶望的な戦争の幕が上がる。
公式ホームページより引用:https://ragna-crimson.com/
レビュー
自分の周りにいる者は全て竜に殺され自分だけが生き残ってしまう主人公ラグナ。孤独と闘いながら己を磨き上げ、未来の自分から力を授かりクリムゾンと手を組んで竜を全て滅ぼす為、凄惨な未来を回避する為に上位竜と戦っていくバトル・ダークファンタジー。
設定が複雑でゴチャゴチャしていますが尻上がりに面白くなっていき特に銀装兵団登場からが本番といった感じの作品。
その分、序盤で切る人も多いかも。
正直、ラグナにもクリムゾンにもそんなに魅力を感じませんでしたが明らかに自分達より力が勝っている相手に立ち向かう銀装兵団に心を打たれました。仲間との絆やラグナと出会いで己を更に高めようと努力する姿、そして何よりスターリア自身がトップに立つに相応しい器の持ち主で団員全員がスターリアを信頼している事など銀装兵団に関しては全てが良かったと思います。
但し回想シーンが多くテンポが悪かったのとバトルに迫力はありましたが作画が不安定だった部分は少し残念。
万人受けする作品だとは思いませんしハッキリ評価が分かれるとは思いますが刺さる人には強く刺さる、そんな作品だと思います。
個人的には満足できました。
声優
小林千晃(ラグナ)、村瀬歩(クリムゾン)、ファイルーズあい(スライム)、能登麻美子(キメラ)、赤羽根健治(ゴーレム)、上田麗奈(アルテマティア)、諏訪部順一(ウォルテカムイ)、堀内賢雄(ボルギウス)、竹内良太(タラテクトラ)、置鮎龍太郎(オルト・ゾラ)、山下大輝(ネビュリム)、日高里菜(スターリア・レーゼ)、前野智昭(アイザック・スターン)、斎藤志郎(ガルム・ウルバン)、浜田賢二(クリストファー・オルグレン)、畠中祐(シン・カトラス)、野津山幸宏(フー)、土屋李央(へゼラ/グレア)、嶋村 侑(ナサレナ・テルジアン)、高野麻里佳(マジョルカ・アボット)、水瀬いのり(レオニカ)、神奈延年(未来のラグナ)

 

 

⑥ゴブリンスレイヤー

 

 

ジャンルダークファンタジー・バトル
原作蝸牛くも
放送時期1期2018年・2期2023年
制作1期WHITE FOX・2期ライデンフィルム

 

あらすじ
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」
辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。
それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。
公式ホームページより引用:https://goblinslayer.jp/
レビュー
ゴブリンに憎しみを持ち、ゴブリン討伐に全てを賭ける男の物語。
ダークファンタジーで序盤は過激な描写もありますがここさえ超えればグロテスクな表現が苦手な人でも耐えれるかも…
主人公ゴブリンスレイヤーはチート能力を持たず、今までの努力や経験で得た知識、策略を屈指してゴブリンを討伐するのですが、バトルは緊迫感があり、ついつい入り込んでしまいます。
孤独を感じさせるゴブリンスレイヤーですが職人という感じでカッコいいですし仲間との関係性も深め、ファンタジーな世界ながらもリアルさを感じれる個人的には大好きな作品。
声優
梅原裕一郎(ゴブリンスレイヤー)、小倉唯(女神官)、東山奈央(妖精弓手)、井口裕香(牛飼娘)、内田真礼(受付嬢)、中村悠一(鉱人道士)、杉田智和(蜥蜴僧侶)、日笠陽子(魔女)、松岡禎丞(槍使い)、伊瀬茉莉也(少年魔術師)

 

 

⑤幼女戦記

 

 

ジャンル異世界転生・ミリタリー・ダークファンタジー
原作カルロ・ゼン (KADOKAWA)
放送時期1期2017年・劇場版2019年
制作NUT

 

あらすじ
統一暦1923年6月。金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は何事もなく無事に終わるはずだった。しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、協商連合軍による奇襲が発生し、ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。
公式ホームページより引用:http://youjo-senki.jp/tv/
レビュー
転生×戦争。銃と魔法という設定がドンピシャにハマった作品。現実世界と異世界感が入り混じって違和感を払拭してくれている印象。
サラリーマンだった男が転生し幼くして戦場で活躍するのですが、「幼女の皮をかぶった化物」というワードは天才的。ただ、「幼女の皮をかぶったおっさん」というのもシックリきます。
戦闘シーンは上記した通り銃と魔法を用いて迫力がありスピーディー。
ストーリーに関しては見た人によってかなり評価が変わりそう。個人的には存在Xに関して、もう少し深く切り込んで欲しかった部分はあります。
キャラデザは特徴的で苦手な人も多いかと思いますが、あのキャラデザだからこそターニャの魅力が発揮されているように感じました。
この作品、とにもかくにも設定とターニャを演じる悠木碧さんの演技力に尽きます。
見終わった後、合理的過ぎるのも、ある意味恐いなと感じる作品でした。
声優
悠木碧(ターニャ・デグレチャフ)、早見沙織(ヴィーシャ)、三木眞一郎(レルゲン)、玄田哲章(ルーデルドルフ)、大塚芳忠(ゼートゥーア)、飛田展男(シューゲル)、濱野大輝(ヴァイス)、笠間淳(ケーニッヒ)、林大地(ノイマン)、小林裕介(グランツ)、土師孝也(ド・ルーゴ)、小柳良寛(ビアント)、堀内賢雄(アンソン)、戸松遥(メアリー)

 

 

④メイドインアビス

 

 

ジャンルダークファンタジー・アクション・バトル
原作つくしあきひと
放送時期1期2017年・2期2022年
制作キネマシトラス

 

あらすじ
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』呼ばれるようになっていった。アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?
公式ホームページより引用:http://miabyss.com/
レビュー
秘境の大穴「アビス」を探索するリコとレグの物語。
キャラデザインで子供が楽しい冒険をする作品と思う人も多いかもしれませんが、グロテスクな表現も多く重いストーリー。
グロテスクな表現に耐性の無い人は見る事をおすすめしません。
しかし、小さなリコとレグが協力し危険が潜むアビスの探索を進めていく姿を見ると熱くなれますしRPG的なワクワク感を感じさせてくれます。
ストーリーの構成も秀逸で徐々にアビスの真実が明かされていく感じが素晴らしかった。
序盤は退屈に感じる人もいらっしゃるかもしれませんがナナチ登場で一気に面白くなってきます。
2期『烈日の黄金郷』を見る前に劇場版『深き魂の黎明』を見る事をおすすめします。
声優
富田美憂(リコ)、伊瀬茉莉也(レグ)、井澤詩織(ナナチ)、大原さやか(オーゼン)、豊崎愛生(マルルク)、田村睦心(ナット)、沼倉愛美(シギー)、塙愛美(キユイ)、村田太志(ジルオ)、坂本真綾(ライザ)、原奈津子(メイニャ)、久野美咲(ファプタ)、寺崎裕香(ヴエコ)、平田広明(ワズキャン)、斎賀みつき(ベラフ)、後藤ヒロキ(マジカジャ)、市ノ瀬加那(マアアさん)、斉藤貴美子(ムーギィ)、竹内良太(ガブールン)、水瀬いのり(プルシュカ)、森川智之(ボンドルド)

 

 

③極黒のブリュンヒルデ

 

 

ジャンルSF・ダークファンタジー・
原作岡本倫(集英社/週刊ヤングジャンプ)
放送時期2014年
制作ARMS

 

あらすじ
『エルフェンリート』の岡本倫が描く話題の最新コミック、テレビアニメ化!子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみの女の子のことが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束「宇宙人が存在することの証明」を果たすべく、天文部に在籍し毎日夜空を見上げ探し続けていた。ある日、良太の前にその幼なじみと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。しかし、彼女は自分を「魔法使い」だと語った…。「魔法使い」は研究所で手術や薬により肉体を改造され、様々な特殊能力を持つが、鎮死剤を毎日1錠飲まなければ死んでしまうという。「研究所」から逃げ出してきたという彼女を回収するため、次々と追跡者が差し向けられる。迫り来る高位の魔法使い鎮死剤の枯渇、あらゆる死の恐怖が迫る中で彼女と良太が選んだことは…。
公式ホームページより引用:https://www.vap.co.jp/gokukoku/
レビュー
主人公、村上良太と良太が子供の頃に事故で死なせてしまったと思っていた黒羽寧子を含む研究所によって肉体改造された魔法使いの女の子達がお互いに助け合い研究所の追ってと戦ったり命を繋ぐ為の「薬」を手に入れる為、奮闘する物語。
ジャンルとしてはSFとダークファンタジーを足したような感じでグロイ表現がとても多いですしハーレム要素、エロ要素もあるので好き嫌いはハッキリ分かれそう。
個人的にはハーレム要素もエロ要素も不快に感じるものではなかったので問題はありませんでした。
シリアスな部分が多いですがハーレム要素やエロ要素のおかげでコメディー的な部分もありバランスの良い仕上がりになったのではないかと感じます。
キャラデザも可愛いですし良太が好感を持てる主人公で序盤の掴みも良くかなり楽しめた作品。このジャンルではトップクラスに好きですね。
端折られた箇所が多くテンポが良過ぎるせいか後半はかなり駆け足になってしまい、そこは残念。
声優
逢坂良太(村上良太)、種田梨沙(黒羽寧子)、洲崎綾(橘佳奈)、M・A・O(カズミ・シュリーレンツァウアー)、田所あずさ(鷹鳥小鳥)、沼倉愛美(斗光奈波)、内山夕実(若林初菜)、能登麻美子(藤崎真子)、伊藤健太郎(柱谷小五郎)、鈴木達央(黒服)、東地宏樹(九千怜)

 

 

②エルフェンリート

 

 

ジャンルSF・ダークファンタジー
原作岡本倫(週刊ヤングジャンプ・ヤングジャンプ・コミックス・集英社
放送時期2004年(全13話+EXTRA1話)
制作ARMS

 

あらすじ
二角奇人(ディクロニウス)は、人間の突然変異体・・・・・・頭から生えた角を持ち、第6感とも言える特殊な能力と手を持っていた。人類を淘汰する可能性をも秘めた彼らミュータントたちは、その危険な能力のため、国家施設に隔離、研究されていた。しかし、偶発的事故により、ディクロニウスの少女ルーシーは拘束を破り、警備員らを殺戮、研究所を逃げ出す。が、その途中で記憶喪失となってしまう。過去と記憶を無くしたルーシーは、鎌倉・由比が浜に流れ着くが、その浜辺でコウタとユカに出会い、「にゅう」と名付けられ、コウタの住む楓荘に居候することになる・・・・・・。
dアニメストアより引用:https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=21868
レビュー
1話目からかなり衝撃的な展開。
本作はエロ、グロ要素満載の作品ですがエロは所謂アニメのエロさとは違い美しく描かれています。このエロ要素とちょっとした笑いの部分とグロステスク、バイオレンス、シリアスな部分がアンバランスなようで上手くバランスが取れているように感じました。
その代わかなりグロイ描写が多いので免疫のない人は避けた方が無難。
人間と突然変異体で特殊能力を持つディクロニウスが存在する世界が舞台となっており、差別や虐めといった重いテーマを扱っていますが、その中で人間の恐ろしさと優しさを感じる事ができます。
辛い経験をした人間とディクロニウスが一つ屋根の下でお互いに協力して生きていく様子は言葉では表せない感情を与えてくれました。
漫画やアニメなので一見すると現実とはかけ離れた物語のように感じますが、実際の所は現実社会でもこれと似たような事は繰り返されており原作者からの強いメッセージ性を感じられる作品となっています。
声優
鈴木千尋(コウタ)、小林沙苗(にゅう、ルーシー)、能登麻美子(ユカ)、萩原えみこ(マユ)、松岡由貴(ナナ)、細井治(蔵間)、中田譲治(坂東)、生天目仁美(白河)、山本麻里安(如月)、有本欽隆(角沢長官)

 

 

①アカメが斬る!

 

 

ジャンルダークファンタジー・アクション・バトル
原作タカヒロ・田代哲也(月刊ガンガンJOKER)
放送時期2014年
制作WHITE FOX

 

あらすじ
帝国の圧政によって苦しむとある村の少年剣士・タツミは、村を救う希望とお守りを胸に、幼馴染みと共に帝都へ出稼ぎに出発する。道中、夜盗の襲撃に遭い散り散りになりながらも、たった1人帝都に辿り着いたタツミを待ち受けていたのは、絶句するほどに腐敗しきった帝都の真の姿だった。「最近、帝都の重役や富裕層の人間を狙う恐るべき殺し屋集団がいる。」一方でそういった噂を耳にしたタツミは、身をよせた貴族の家で闇夜に潜む彼らの存在に気がつく。殺し屋集団――――――ナイトレイドたちの存在に。
公式ホームページより引用:http://akame.tv/
レビュー
腐敗しきった帝国と民が幸せに暮らせる国作りを目指す殺し屋集団『ナイトレイド』との戦いを描いたダークファンタジー。
グロい描写も多いですが苦手な人でも耐えれる程度。
キャラが立っており感情移入しやすく24話と長丁場ですがテンポも良く、あっという間に終わってしまいました。敵対するキャラなのですがエスデスは狂った人間だけど何故か可愛い部分もあり魅力的。
ナイトレイド、帝国軍ともに帝具という強力な武器を用いての戦闘となりますが、迫力があります。
ネタバレになるので詳細は書けませんが、結構な数の仲間を失っていく展開で心に込み上げてくる場面も…しかし、仲間が死んでいくのに抵抗がある人は見ない方がいいかも…
人によってはかなり泣ける作品かと思います。
声優
雨宮天(アカメ)、斉藤壮馬(タツミ)、田村ゆかり(マイン)、浅川悠(レオーネ)、能登麻美子(シェーレ)、松岡禎丞(ラバック)、小西克幸(ブラート)、水野理紗(ナジェンダ)、明坂聡美(エスデス)
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