こんにちは。
2024年も半分を終え7月を迎えました。
春アニメは人気作品の続編を中心に豪華ラインナップとなっていましたが、夏アニメはどうなるでしょう。
まだ放送されていない夏アニメもありますが、2024年7月7日時点で話題になっている作品や評価の高い作品を取り上げていこうと思います。
【推しの子】の人気は予想通り
まずは【推しの子】。
原作は2024年6月時点で累計発行部数、驚異の1700万部突破!
アニメも2023年春に放送され大人気となりました。
2期についても早い段階で制作が決定し期待されていた作品。
2期も1話目から国内外で高い評価を得ています。
まず国内ですが扱っているアニメ作品数の多い、dアニメストアやDMM TVなど各配信サイトで上位にランクイン。
海外サイトの『Anime Corner』で2位。
『MyAnimeList』のScoreは8.47で1位となっています。
妥当過ぎる結果とでも言うのでしょうか?サスペンス要素のある作品ですので1期で人気を得て続編も視聴を続けるというのはごく当たり前。
アニメーション制作も動画工房が1期に引き続き行っておりクオリティも変わっていません。
よほどの事が無い限り最後まで上位争いをするのは間違いないでしょう。
ロシデレが高評価!
2024年夏アニメ第1週で【推しの子】と評価を二分している作品が『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』。略称は『ロシデレ』。
2020年5月から『小説家になろう』にて短編小説として連載開始。
書籍化され2021年2月から「スニーカー文庫/KADOKAWA」より刊行されています。
また、1巻が『2020年度紙本ライトノベル新作売上&ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代第1位』を獲得し、2巻が2003年に発売された小説『涼宮ハルヒの溜息』と同じ初版発行部数で刊行されるなど大人気の作品となっています。
内容としては同じ高校に通い、隣の席に座る絶世の美女アーリャが小声で漏らすロシア語を幼い頃に覚えた久世政近が気付かないふりをしながらも聞き取っているという二人の関係性を描いた青春・学園ラブコメ。
作画のクオリティが高すぎる!
アニメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』1話目を視聴しての感想は作画のクオリティが神レベル。
同じように感じた人も多いのではないでしょうか?
ティザーPVの時点でかなり気合入っているなと感じましたが、視聴して思ってた以上に凄いなと感じました。
しかも、アニメーション制作は【推しの子】と同じ動画工房。
人気作品を複数抱えてこのクオリティは尊敬に値しますね。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』のゴミ作画とタコ踊りを無かった事にしてもいいレベル…笑
上坂すみれをキャスティングしたのも大正解!
この作品、アーリャの声を誰が担当するかで評価も大きく変わっていたような気がしますが上坂すみれさんの声が完璧にマッチしています。
ロシア語自体は私に喋れませんし理解できませんが凄く上手く喋れているように感じるのはとても不思議ですし上坂さんの声優としての技量があってのものでしょう。アーリャの可愛さ、魅力が最大限発揮されているように感じました。
ストーリー自体も面白いですし個人的には久々にラブコメ作品で楽しめそうな気がしています。
ロシデレ 国内外の評価
まず国内の評価ですが【推しの子】と同様、各配信サイトで上位にランクイン。
SNSを中心に話題となっています。
作画に関してはやはり相当、褒め称えられていますね。
海外サイトの『Anime Corner』第1週ランキングは堂々の1位。
『MyAnimeList』のScoreは8.15。
【推しの子】に続いての2位となっています。
ここまでは国内外で【推しの子】と『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』が2強という感じなっていますが、この先どうなるかが気になる所。
まだ、放送されていない作品もありますしね。
気になる夏アニメ
2024年夏アニメ1話目を視聴して【推しの子】、『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』以外で個人的に今後も楽しめそうだなと感じている作品をご紹介します。
俺は全てを【パリイ】する
『俺は全てを【パリイ】する』は『小説家になろう』にて連載開始した作品で、同サイトの年間総合ランキング1位を獲得した事もある、ファンタジー作品。
主人公ノールは幼少期に天涯孤独となり、憧れの冒険者になる為に日々、努力しますが有用なスキルが身に付かず自身に才能が無いと感じ山に帰る…というのが物語の導入部分となります。
ネタバレになりますので詳細は省きますが、自身を過小評価している主人公ノールが下を向かず努力を続ける姿は本当にカッコいいです。
「パリィ」という言葉に馴染みのない方もおられるでしょうが、アクションゲームで敵の攻撃をジャストタイミングで受け流したり弾く行動。
一見すると地味そうに感じると思いますが、難しい行動のひとつで、この「パリィ」がノールの象徴となっているのが他の作品と差別化されている感じがしていいですね。
とにかくノールが魅力的なキャラクターですし常に自分が弱いと勘違いしている部分がコメディとなっており面白いのでおすすめです。
負けヒロインが多すぎる!
個人的に1話目だけの面白さで言えば『ロシデレ』、『推しの子』を凌駕していたのは『負けヒロインが多過ぎる!』。
こちらの作品はA-1 Picturesの製作で作画のクオリティは抜群。
今季はこの他、『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』も含め作画に気合が入っている作品が多い印象。
『マケイン』は原作人気も高く当初から期待されていた作品ですがアニメも期待以上の仕上がり。
主人公で超絶陰キャの温水と負けヒロイン達の絡みが描かれていますが各キャラが個性的で感情移入しやすしですし、原作は非常に密度の高い作品。
温水が傍観者的な立場というのも、より負けヒロイン達を引き立てているように感じます。
元々、漫画やアニメに登場する負けヒロイン好きの私としては好きになる要素しかありません。
設定こそ普段あまり注目されない【負けヒロイン】に焦点を当てていますが、内容的には古き良きラノベと言う雰囲気で最近ラノベ離れしているという人にもおすすめできます。