松田瑞生 鍛え上げられた腹筋を武器にMGCと東京オリンピック女子マラソン優勝を目指す!!

陸上

 

2019年9月15日に開催される。【MGC・マラソングランドチャンピオンシップ】

女子は15名が出場権を獲得したが世界陸上選手権女子マラソンに出場する3選手は出場辞退となり12名で争われる予定だ。

MGCは東京オリンピックのマラソン代表を決める重要な大会である為、非常に注目度が高い。

当サイトではMGC出場選手を1名ずつ紹介している。

第3回目となる今回は松田瑞生選手をPICKUP。

 

松田瑞生 プロフィール

 

名前 松田瑞生(まつだみずき)
生年月日 1995年5月30日 24歳 2019年7月現在
血液型 A型
出身地 大阪府大阪市
出身校 大阪薫英女学院高等学校
所属 ダイハツ
身長・体重 158cm・46kg
Twitter @Mzk0531Mzk

 

種目 自己ベスト
1500m 4.21.45
3000m 9.08.23
5000m 15.46.40
10000m 31.39.41
ハーフマラソン 1:10.25
フルマラソン 2:22.23

 

小学生の頃は妹の影響で柔道をやっていたという松田瑞生選手。

松田選手といえば鍛え抜かれた腹筋が有名だがこの頃から毎日100回の腹筋をしていたとのこと。

 

鍛え抜かれた腹筋と普段のかわいい雰囲気とのギャップが魅力的だ♪

 

 

しかし、柔道より走る事のほうが好きだった松田選手は地域のマラソン大会に出場し毎年、優勝していたそうだ。本格的に陸上をせずともマラソン大会で勝てるのだから元々、才能もあったのだろう。

地元の大和川中学校に進むがここでもバスケをしていた姉に頼まれバスケ部に入ることに…

バスケの傍ら柔道も続けていたようだが、2年になった時にバスケ部を辞め、陸上部に入部。同時に柔道も辞め、陸上一本に絞ることに。

陸上に本格的に取り組み始めると直ぐに結果が出た。市内で一番になり次は大阪府で一番になって全国へ。

高校は「駅伝で全国を走りたいならここしかない」と聞き、陸上の名門、大阪薫英女学院高校に進学。

大阪薫英女学院は強豪校でありながら『卒業後も活躍できる選手づくり』をもっとうに指導している為、練習量は他の強豪校より少なかった。しかし、指導方針を知らなかった松田選手は物足りないと感じて個人的にジムに通うなど自主練習を欠かさず続けた。

【全国高校女子駅伝】には1年生の時から3年連続で出場。

1年次は2区を走り区間10位。2年次も2区を走り今度は区間賞を獲得。3年次はエース区間の1区を任せられるも区間9位に終わった。

テスト前は必ず熱が出てしまう程の勉強嫌いだった松田選手は大学に進学すると陸上より勉強で苦労しそうだと考え実業団に進む事を決意。

 

ダイハツ

 

地元のダイハツに入社した。

ダイハツはマラソンのオリンピック代表選手を輩出してきた名門であり、20代前半でマラソンに挑戦させてくれというのも決め手になったようだ。

入社後は駅伝やハーフマラソンに挑戦し長い距離に対応していった。

2016年には【日本陸上選手権】女子10000mで4位に入り、翌年の2017年は同種目で優勝を果たし【世界陸上選手権】に出場。19位という結果に終わったが世界のスピードを体験できたのは本人にとっても意味のある物であっただろう。

ちなみに2018年にも日本陸上選手権女子10000mを制し、連覇を達成している。

 

初マラソン初優勝

 

2017年の世界陸上選手権に出場した後は【クイーンズ駅伝】に出場し、その後は初マラソンに向けて合宿に入った。

狙うは2018年1月の【大阪国際女子マラソン】

初マラソン挑戦にあたってそれほど準備期間は長くはないが濃密な練習を積み、これで結果が出なければもうマラソンはやらないというくらい充実した合宿を過ごせたようだ。

いよいよ初マラソン挑戦の日を迎えた。

中盤まで牽制し合いながらのレース展開となったが25km過ぎに高校時代の後輩である前田穂南選手(天満屋)が仕掛け後続を引き離す。

しかし、松田選手は慌てていなかった。監督からの指示で30kmまでは我慢と言われていたそうだ。本人もまだ余裕があったという。

集団が崩れ途中からは単独で前田選手を追う展開になるもシッカリとした足取りで少しずつ差を詰める。

31kmで前田選手に追いつくと並ぶ事なく突き放し、そのまま1位でフィニッシュ。初マラソン歴代3位の2時間22分44秒をマークした。

これによりMGC出場権を獲得。更には初マラソンでこれだけの走りを見せた事でMGC本番でも優勝争いの有力候補と目されている。

 

日本記録更新

 

2回目のマラソンは高速コースとして有名な【ベルリンマラソン】。日本女子歴代上位3傑もこの大会で記録したものだ。

松田選手は日本新記録の2時間19分台前半のタイムを目指し、同レースに出場した。

レースは最初の5kmが16分27秒と日本人選手には少し速い展開で進む。日本新記録を目指す松田選手にとっては対応したいラップだが先頭から10秒遅れで5kmを通過。

10km通過は先頭から33秒遅れの33分17秒。ここまではけっして悪くはなかった。

しかし、15km通過時点で先頭から1分以上遅れてしまう。そして、20km通過時点で先頭から1分44秒。見る見るうちに差が広がっていった。

松田選手自身も15km以降は足が止まったと語っていた。

結局、初マラソンの時のタイムを更新する2時間22分23秒で日本人1位とはなったが、目標タイムには遠く及ばず、レース後は号泣していた。

確かに高速コースとしては物足りないタイムかもしれないが、自己記録を更新できているので悲観する必要はないと思う。

2度のマラソンをどちらも2時間22分台で走っているのは立派だ。

 

東京オリンピックで引退!?

 

2019年の日本陸上選手権に出場しなかった松田選手はMGCに向け集中しトレーニングに励んでいるだろう。

まだ、24歳の松田選手だが2020年の【東京オリンピック】を競技生活の一区切りと考えているらしい。

東京オリンピックが終わったら引退するという事ではなく、東京オリンピックに全てを懸けているという事だろう。

目標は1番。現状の力ではとてつもなく厳しい目標だが入賞が目標と言うような選手より遥かに期待できる。

オリンピックで1番になる為にはまずはMGCで2位に入る事が必要だ。ここで2以内に入れなくてもチャンスが0という訳ではないが、きっちり決めておきたいところ。

松田選手が100%の力を発揮できれば十分、可能だ。

寒さが苦手と語っていたので、9月に行われるMGCは歓迎ではないだろうか?

蒸し暑い時期に行われる日本陸上選手権10000mを連覇している事を考えても暑さに強いはず。かなりのアドバンテージになりそうだ。

日本人のマラソン選手の中ではスピードの切り替えもできるほうでラストの切れ味もある。牽制し合い混戦になるであろうMGCでは大きな武器になる。

努力家で精神力も強く、ガッツがあるので結果を出してくれそうな予感が個人的にはある。

心配なのは自身のコンディション。ベストの状態で本番を迎えてもらいたい。

ちなみに母の明美さんは鍼灸院を営みレース前に針治療をしてくれるとのこと。松田選手にとって大きな力になっている事だろう。

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