今回PICKUPするのは陸上女子長距離の三宅紗蘭選手。
実業団入社2年目の若手選手だが天満屋入社後、飛躍的な成長を見せ中心選手として活躍している。
そんな、三宅選手の経歴などご紹介するのでお付き合い頂きたい。
三宅紗蘭 プロフィール
名前 | 三宅紗蘭(みやけさら) |
生年月日 | 1999年7月26日 20歳 2019年12月現在 |
血液型 | A型 |
出身地 | 岡山県 |
出身校 | 倉敷第一中学校→玉野光南高等学校 |
所属 | 天満屋 |
身長・体重 | 158cm・46kg |
三宅紗蘭選手は岡山県玉野光南高校出身の20歳。(2019年12月現在)
高校時代は県内に全国でも強豪の興譲館高校の存在もあり、全国高校女子駅伝出場は果たせなかった。
それでも、3年次には全国高校駅伝の岡山県予選でエース区間の1区を走り岡山操山高校当時2年の金光由樹選手(現・東海大学)に次いで2位の好走を見せた。
全国都道府県女子駅伝には1年~3年まで全て出場し1年次は7区10位、2年次は5区13位、3年次は7区5位という成績を残している。
高校トップクラスとは言わないまでも上位の力はあったと言えるだろう。
天満屋入社
高校卒業後の2018年に実業団の名門で地元の天満屋に入社。
ルーキーイヤーから【クイーンズ駅伝】に出場し外国人選手が多く走る4区で区間7位と能力の高さが窺える走りを披露。
そして、2019年のクイーンズ駅伝では準エース区間の5区に抜擢され区間賞を獲得している。
天満屋の武富豊監督は今後、チームの柱となりうる若手選手を長距離区間に起用する方針を持っているが三宅選手の事を東京五輪マラソン代表の前田穂南選手の次のエース候補だとも語っていた。
前田選手がバリバリで活躍しているこの段階で次期エース候補と言うのだから、相当なポテンシャルを秘めていると感じているのかもしれない。
158cmと天満屋の歴代エース達と比べると小柄だが全身を使った非常にパワフルな走りで地面を捉える能力に長けた走りが特徴的だ。
倉敷第一中学時代までは競泳をしていた事もあり陸上を始める前から心肺機能はある程度鍛えられていた可能性が高い。
マラソン挑戦
天満屋というチームはトラックより完全にマラソン型のチームで時期エース候補の三宅選手も近い将来、フルマラソンに挑戦する事になるだろう。
ロード適性は素晴らしく、周囲にマラソンで結果を出している先輩が複数人いるのも心強い。
直近の記録会では前半スローで流れる中、終盤から独走態勢で10000m32分09秒84で走っている。
31分台の力は既に持っていると思うがマラソンも年々、高速化しているので5000m15分30秒、10000m31分30秒くらいの力は付けておきたいところだ。三宅選手であれば十分に可能だと個人的には思っている。
2019年12月25日(日)の【山陽女子ロードレース大会】ハーフマラソンに出場予定なのでどのような走りを見せてくれるか注目だ!!
結果:三宅選手は1時間9分23秒という好タイムを記録し全体3位、日本人では前田穂南選手に次ぐ2位でフィニッシュ。
自己ベストタイム
距離 | 自己ベスト記録 |
1500m | 4.26.44 |
3000m | 9.15.89 |
5000m | 15.45.86 |
10000m | 32.09.84 |
ハーフマラソン | 1:09.23 |
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