今回PICKUPするのは陸上女子100mハードルを専門に活躍する木村文子選手。
日本女子No.1の100mハードラーだが実力だけでなく、ルックスの方でも注目を集めている。
そんな木村選手の経歴を中心に紹介していくので、お付き合いいただきたい。
木村文子 プロフィール
名前 | 木村文子(きむらあやこ) |
生年月日 | 1988年6月11日 31歳 2019年6月現在 |
血液型 | 不明 |
出身地 | 広島県安佐北区 |
出身校 | 広島県立祇園北高校~横浜国立大学 |
所属 | エディオン |
身長・体重 | 168cm・53kg |
高校時代の木村文子選手は高校3年次に走り幅跳びと100mHでインターハイに出場し走り幅跳びで優勝している。
高校卒業後は【横浜国立大学】に進学。入学前に幾つかの陸上部を見学し自主性を重んじる指導者の考えや陸上部の雰囲気の良さ、そして高校の教員免許取得できる大学というのが決め手になり横浜国立大学に進学する事を決めたようだ。
大学時代は4年連続で【日本インカレ】に出場。大学3年次の同大会では100mHで準優勝、4年次には100mHで大会新記録となる13秒28(当時、日本歴代9位)をマークし初優勝を飾った。
エディオンに入社
大学時代から将来は実業団で競技を続けようと考えていた木村選手だが関東の企業からは声が掛からなかった。
大学時代の陸上部の雰囲気の良さが自分に合っていた事もあり2011年、地元企業の『エディオン』に入社する事に。エディオン陸上部は地域社会に貢献する事を大切にしており、その考えに木村選手も共感できた事や地元の為にと強く思える環境が自分に合っていると考え、入社する事に決めたようだ。
入社1年目の6月に行われた【日本陸上選手権】100mHに出場し13秒32のタイムで初優勝を飾る。
ちなみに小学校時代から2012年まで100mHと走り幅跳びの2種目で戦っていた。
同年7月に行われた【アジア大会】に出場し100mHで4位入賞。
2012年には【織田記念】の100mHに出場し13秒04の自己ベストを叩き出し優勝。
同年6月には【日本陸上選手権】の100mHで2連覇を達成し【ロンドンオリンピック】女子100mH日本代表に選出された。本番では予選1組目に出場し13秒75で7着。
2013年は3連覇を懸けて【日本陸上選手権】100mHに出場し自己ベストとなる13秒03のタイムをマークするも紫村仁美選手に敗れ惜しくも2着。しかし、同年7月に開催された【アジア大会】では13秒25のタイムでアジア女王に輝いた。
2014年には初の海外遠征を経験。ONとOFFの切り替えが出来なかった木村選手はアメリカでメリハリを付けて陸上競技に取り組む事の重要性を教えられたという。その後も大きな大会が控えていない時などはアメリカで練習を積む事もあるようだ。
世界陸上女子100mHで日本人初の準決勝進出!!
2016年の【リオデジャネイロオリンピック】出場を目指したが標準記録を突破する事ができず一時は「引退」の二文字が頭をよぎったという。
しかし、現役続行を決意。翌年に開催される【世界陸上ロンドン大会】を目指す事に。
見事、世界陸上女子100mHの日本代表に選出された木村選手は予選2組目を走り13秒15のタイムで走り4着となり、世界陸上女子100mHで日本人初となる準決勝進出という快挙を達成した。
今までの努力や経験を活かせたのだろう、ロンドン五輪の時より落ち着いてレースに臨めた事が良い結果に繋がったとのこと。
準決勝では13秒29で8着だったが、更に上のレベルを目指したいという思いが強くなったレースでもあるようだ。非常に向上心が強く前向きな選手である。
東京オリンピックと12秒台
2020年に【東京オリンピック】が開催されるが木村選手も当然、そこに出場する事を目指している。
それと同時に木村選手自身が何度も口に出している「12秒台」も大きな目標になっているだろう。
常に第一線で活躍している木村選手だが2013年にマークした100mHの自己ベスト13秒03をもう5年以上も更新できていない。
2019年の誕生日を迎えると31歳になる木村選手だが短距離選手としてはお世辞にも若いとは言えない。寧ろ瞬発力は年々、落ちていくのが普通の事だろう。
今までも惜しいレースが何度かあったので残された時間はあまり長くはないかもしれないが是非とも達成してもらいたいと思っている。風などの条件プラス、木村選手がベストのコンディションでレースを迎えられれば決して不可能ではないと思う。
美人アスリート
陸上に疎くても木村選手の事を【美人アスリート】というカテゴリーで知っている人も多いのではないだろうか?
陸上選手は他のアスリート以上に無駄な脂肪が付いておらず健康的で手足が長く抜群のスタイルといった印象がある。
特に女性の陸上選手で腹筋が割れていると男から見てもカッコイイと思えるほどだ。
木村選手も手足が長く筋肉質で腹筋も割れている。それにプラスして木村選手は美人なのにツンとしたところがなく笑顔が素敵なアスリートだ。
多くのファンがいるのも納得である。
平成もあとすこし!!
100m障害でアジア選手権を制した木村文子選手(エディオン)とクイーン・ハリソン選手(USA)のステキなツーショット📸✨
国を超えて勝負が終われば讃え合う、スポーツの素晴らしさを収めた1枚です😳#1秒先#セイコーGGP pic.twitter.com/rGX4cqlOgr— セイコー ゴールデングランプリ陸上 (@goldengrandprix) 2019年4月30日
木村文子、世界の強豪に食らいついたが敗退「誰かが突破しないと」 日本勢として初の女子100M障害準決勝 https://t.co/R1Q7syQNwT pic.twitter.com/q8oAD5FBEQ
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年8月12日
こちらは男子の100mで大活躍する山縣亮太選手との2ショット。
美男、美女でカップルに見えてしまうほど非常にお似合いだ♪
練習場で木村さんに会いました。実業団、国体頑張りましょう!木村さんはインスタをやってるので是非みて下さい👇👅https://t.co/iGart5sQLs#木村文子 #先輩 #エディオンスタジアム #広島 pic.twitter.com/pCdlL5vDN9
— 山縣 亮太 (@V7Jqq) 2016年9月4日
Twitter・ブログ
6月27日~30日に開催される【日本陸上選手権】に出場するであろう木村選手は優勝は勿論の事、12秒台すなわち日本新記録(2000年に金沢イボンヌさんが記録している13秒00)が期待される。
それだけではなく【2019世界陸上ドーハ大会】の選考を兼ねてるのでアジア選手権で優勝している木村選手は日本陸上選手権優勝で即、代表内定だ。
仮にここで優勝できなくても今年の【アジア選手権大会】で優勝している木村選手は9月15日までに参加標準記録を突破するか、突破できなくても強化委員に推薦されれば世界陸上女子100mHの代表になれる。
2019日本陸上選手権優勝・世界陸上代表内定
木村選手は6月29日に行われた日本陸上選手権女子100mHで優勝を果たした。
フィニッシュラインまで横一線の大激戦だったが経験に勝る木村選手が青木益未選手や寺田明日香選手の猛追を凌ぎ切った。
予選、準決勝を見る限りは寺田選手が少し有利なのかなという気もしたが、木村選手は決勝にシッカリと合わせてきたという印象だった。
レース後は「レベルの高い中で競い合う事ができて楽しかった。周りは気にせず自分の走りに集中した。」とコメントを残した。
この結果により世界陸上ドーハ大会の女子100mH日本代表に内定。世界陸上ロンドン大会に続く2大会連続準決勝以上進出を目指す。木村選手自身も準決勝進出には12秒台が必須と語っていたので改めて日本記録更新を期待したい。
木村選手はTwitterとInstagramをされているので気になる方はご覧ください。
Twitter:@ayak0611
Instagram:木村文子Instagram
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