今回、PICKUPするのは競泳の石原愛依選手。
低迷する女子競泳界の中にあって将来を期待さている。
そんな、石原選手の経歴などご紹介するのでお付き合い頂けたら幸いだ。
石原愛依
名前 | 石原愛依(いしはらめい) |
生年月日 | 2002年1月8日 17歳 2019年11月現在 |
血液型 | 不明 |
出身地 | 福岡県大牟田市 |
出身校 | 白光中学校→柳川高校 |
所属 | KGS柳川 |
身長・体重 | 157cm・52kg |
姉2人の影響を受け、5歳の時から水泳を始めた石原愛依選手。
2016年3月のJOC(全国ジュニアオリンピック)13歳~14歳女子200m個人メドレーで優勝。
更に全国中学校体育大会では200m個人メドレーで優勝、400m個人メドレーでは2位という素晴らしい結果を残した。
同年の【リオデジャネイロオリンピック】男子200mバタフライで銀メダルを獲得した同じスイミングスクール出身の坂井聖人選手に憧れを持つようになり自己管理など選手としての意識が高まっていったようだ。
高校は地元の柳川高校に進学。
高校に入ってからも1年生の時から高校総体で表彰台に上がるなど活躍。
そして、3年生となった今季の石原選手は急成長を見せている。
日本選手権では平泳ぎに出場し高校生では唯一、決勝進出を果たした。
世界ジュニア水泳選手権で銅メダルを獲得!!
【世界ジュニア水泳選手権】の代表メンバーに選出された石原選手は驚異的な成長を遂げていた。
200m平泳ぎの予選では5組目に登場し2分27秒26の自己新記録で2位に入り決勝進出を決めた。
日本選手権決勝の自身のタイム2分29秒35を大幅に上回っての決勝進出だけに非常に価値がある。
しかし、これだけでは終わらなかった。
決勝では予選で出した自己新記録を更に上回る2分24秒99で銅メダルを獲得!!
一気に日本人のトップクラスで勝負できるだけのタイムを叩き出してしまったのだ。
短期間でこれだけ自己記録を伸ばせるとは石原選手自身も思っていなかったのではないだろうか?
東京オリンピック出場
日本のトップクラスで勝負できると書いたが、それは即ち【東京オリンピック】出場の可能性も大いにあるという事だ。
今年の日本選手権女子200m平泳ぎを制した渡辺香生子選手のタイムが2分24秒28。
【世界水泳選手権・光州大会】に出場した青木玲緒樹選手の予選通過タイムが2分25秒93であった。
まずは女子200m平泳ぎの派遣標準記録2分24秒18を切る事が目標になるだろう。
そして、競泳は一発選考の来年の日本選手権で派遣標準記録を突破し2位以内に入れば代表内定だ。
リオデジャネイロ五輪女子200m平泳ぎで金メダルを獲得した金藤理絵さんが引退して以降、日本の女子平泳ぎは低迷している。
石原選手には是非、この状況を打破するような選手になってもらいたい。
今後の成長が非常に楽しみな選手だ。
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