富士山女子駅伝2021優勝争いより不破聖衣来!?

陸上

 

2021年12月30日に開催される富士山女子駅伝の展望や注目点について書いていきます。

 

 

出場チーム

 

第39回全日本大学女子駅伝上位12大学

NO. 所属連盟 チーム名
1 東海 名城大
2 関東 大東文化大
3 関東 拓殖大
4 関西 立命館大
5 関東 日本体育大
6 関西 大阪学院大
7 関東 城西大
8 中国四国 松山大
9 東北 東北福祉大
10 関西 関西大学
11 関西 大阪芸術大
12 東海 中京学院大

 

5000m7名のチーム記録による10大学

NO. 所属連盟 チーム名
13 九州 福岡大
14 関西 佛教大
15 関東 順天堂大
16 関西 関西外国語大
17 関西 京都産業大
18 関東 東洋大
19 関西 京都光華女子大
20 関東 筑波大
21 関東 亜細亜大
22 関東 中央大
23 —————————— 全日本大学選抜
24 —————————— 静岡学生選抜

 

 

 

優勝争い

 

基本的に優勝争いという言葉は必要ないと思っている。

世間的な評価でも名城大学の1強。

今年の全日本大学女子駅伝でも2位大東文化大学に2分30秒以上の差を付けており、大きなアクシデントでもない限り本命は揺るがない。層の厚さが別格。

 

優勝争いに面白みは無いが、全日本大学女子駅伝で前評判以上の結果を残した東北福祉大学、その逆で前評判よりも悪い結果となりシード権を逃す形となった京都産業大学の走りに注目したい。

 

今大会の見どころ

 

優勝争いに面白みが無いので個人に注目。

注目するのは拓殖大学の不破聖衣来選手。

今回の富士山女子駅伝で一番注目されるのは間違いないだろうしフジテレビも不破選手を前面に推す形を取るだろう。

 

中学時代から強かった不破選手だが高校時代は怪我の影響もあり期待されるほどの活躍は少なかった。

しかし、大学に進学してからは覚醒。

関東インカレ5000m、日本インカレ5000mを圧勝。

駅伝でも全日本大学女子駅伝5区区間新。東日本女子駅伝でもアンカー区間で区間賞を獲得し群馬県の優勝に大きく貢献。

直近では関西実業団ディスタンスチャレンジin京都で10000mを走り、日本歴代2位となる30分45秒21で優勝。

既に日本のトップで活躍する力を持っており世界で戦いを意識しなければいけない存在になってきている。

 

富士山女子駅伝ではエース区間の5区を任される可能性が高い。

この5区の区間記録は昨年の第8回大会で大東文化大学の関谷夏希選手がマークした34分17秒が区間新記録となっているが気象条件が悪くなければ32分台の記録を出せるはずだ。

 

不破選手自身も区間新記録を目指し走るという事なので期待したい。

タイム以外では同じ5区に名城大学の和田選手、大東文化大学の鈴木選手と有力大学のエースがエントリー。

この2選手は順当であれば不破選手より先に襷を受ける事になりそうだがタイム差次第では面白い戦いになりそうだ。

 

追記:不破選手は5区を走り10人を抜き従来の区間記録を大幅に更新する32分23秒の区間新記録をマーク。

先にも挙げた鈴木選手と前半並走する形になり見どころ十分だった。

不破選手だけでなく鈴木選手、和田選手も区間新記録で走ったレベルの高い5区だったように思う。

 

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